- Amazon.co.jp ・本 (411ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309269115
作品紹介・あらすじ
ハシェンダからパリ、デトロイトへ。80年代末のサマー・オブ・ラヴからラヴ・パレード、そしてURやジェフ・ミルズへと続くテクノの冒険旅行。フランスを代表するDJ、ロラン・ガルニエの自伝。
感想・レビュー・書評
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フランス人DJ、ロラン・ガルニエの自伝。 1980代後半からのハウス→テクノの歴史と共に自分の生き様を記した本。
幼き日から音楽を愛していたようで、音楽への愛に溢れている。ハウスが生まれ、そこからアシッドハウスへと展開していく。
このあたりの音楽はエクスタシーというドラッグ(覚醒剤を錠剤にしたもの)と切っても切れない音楽だと思う。シラフで部屋で聴いてもあまり楽しめない。
イギリスで盛り上がりすぎて、レイヴ(野外パーティー)に数万人が集まるようになり、法律で帰省された。若い頃ならこの事に憤慨して盛り上がったかもしれないが、社会人となった今は適切な政策だったと思う。
基本的にロックが好きで、あまりこのあたりの音楽に思い入れがないので、退屈する部分も多かった。ダンス・ミュージックも古典として聴き継がれていくのだろうか?あまり多くはないと思う。
2000年の前半から中盤にかけて、日本でもサイケデリック・トランスが流行っていて、みんな同じように踊り狂っていた。
たしかに楽しかったけど、翌朝の虚しさが尋常じゃなかった。CUBEとかディファ有明でやってたイベントが懐かしいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
何回も読んでしまった。いろんなDJが聴きたくなってmixCDを買いに走った。
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もうダンスミュージックも振り返れるようになったんだなぁ。
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常にシーンの真ん中にいた男の眼から見たテクノ年代記。
ただ毎回こういう音楽についての本を読むと哀しくなる。というのも、やはりもうどう考えてもテクノには90年代のようなパワーはない。
音楽は常にそうやって流れさっていってしまう。
また新しい音楽がきっと生まれてくるのはすばらしいことなのだけれども。
でもそれでも・・・
テクノが聞きたくなる!