イラストで読む 新約聖書の物語と絵画

著者 :
  • 河出書房新社
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本棚登録 : 145
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (136ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309256740

感想・レビュー・書評

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  • この本はブクログの「あなたへのおすすめ」から知った。

    最近、「マンガでわかる『西洋絵画』の見かた 聖書編」を読んだ。
    そちらと同様に、"絵画の解説から聖書を知る"、という方法が私には分かりやすく、興味深く読めて楽しい。
    本書の方が絵画の掲載がやや少ない分、読みやすいかも。

    聖書の物語が時系列になっているのと、部分的に漫画で紹介してくれるのが分かりやすくて良い。
    そして本書も、絵画から吹き出しの台詞があるのが特に良い。これがあると、無知な私でも絵が言わんとすることがよく分かる。主要人物だけでなく、天使と悪魔の存在や、人々の喜怒哀楽なども理解できる。
    本書の面白い吹き出し台詞は、
    「なでなで」「ありがたや」「かなわんな〜」「どしたの?おじさん」「ひえ〜」「パンにしてみろよ」「ほら、なんかくれるわよ」「うわー何この人ー」など。w

    この本も欲しくなった。

    そもそも私が聖書に興味を持ったのは、劇団四季のミュージカル「ジーザス・クライスト=スーパースター」の観劇から。
    当時は話の内容がちんぷんかんぷんで理解できなくて。無知だったということ…。
    この話は、影響を受けた中野京子さんの著書で、いつかレビューできたらな、と思っている。

  • 「はじめに」で「キリスト教信者ではないけれど、西洋の文化や絵画鑑賞の理解のため『新約聖書』についてもう少し詳しく知りたいと思っている人は、結構いるのではないでしょうか。」(5ページ)と書かれている。
    正に私はそのような人で、これまで独自に、ほとんど図書館の書籍で芋づる式に学んできた。

    本書はまたも次に借りたい人がいない為、長く借りられて隅から隅まで熟読できた。

    同じく「はじめに」に書かれている本書の方向性が私にはどんぴしゃだった為、大変わかりやすかった。

    「聖人」とは何なのか、今までわかっていなかったが、やっと本書で理解できた。
    「天使の階級」も思っていたのと違って、勉強になった。

    これはずっと手元に置いておきたい本なので購入する。

  • とてもわかりやすい!キリスト教の絵画が身近に感じられる。オススメです。

  • 旧約聖書に続いて新約聖書を絵画とイラストで時系列で説明してくれる。聖書のストーリーと絵画に込められたモチーフがとてもよくわかる本。聖書について漠然とした知識しかなかったのですが、これらの本で腑に落ちました。

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/770474

  • イラスト、および絵がふんだんにありわかりやすい。またその色々な場面における絵も色々な画家のバージョンが楽しめる。

  • 193-S
    閲覧

  • 図書館で目に入り、借りて読んでみました。

    絵画+イラストを中心に新約聖書のキーワードを時系列で説明していく感じです。
    これがなかなか分かりやすい。面白かったです。

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著者プロフィール

神奈川県生まれ。女子美術大学絵画科洋画卒業。広告制作会社でグラフィックデザイナーとして働く。イタリア留学し、08年アカデミア・ディ・フィレンツェを卒業。著書『イラストで読むルネサンスの巨匠たち』など。

「2023年 『イラストで読む 奇想の画家たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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