- Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309255521
作品紹介・あらすじ
「怖い絵」の中野京子氏絶讃!“ユーモア・センス、エピソード選択の的確さ、何より絵の巧さ!とっても楽しい印象派の本です”【掲載画家】モネ、マネ、ルノワール、セザンヌ、シスレー、ピサロ、モリゾ、ドガ、ゴッホ、ゴーギャン、スーラ「まるで殺人鬼のような画家って誰?」「ドガが横暴・自己チュー・非妥協男って本当?」「仕事が早かったからルーベンス先生とからかわれたのは誰?」「モネの8人の子供のうち、6人は義理の関係だったって本当?」芸術家たちの生き生きとしたエピソードで「印象派」がますます身近に感じられ、作品の「見かた」もよくわかる!【本書の特徴】・ 当時の複雑な時代背景や美術の大きな流れをおさえ、 「印象派とは何だったのか」をかみくだいて解説。・ 印象派の画家同士の交流や人間模様を紹介。・どうしてそのような絵が描かれたのか、背景や人物像を丁寧に解説。・ オールカラーで多数の図版を掲載し、それぞれの絵画の鑑賞ポイントを わかりやすく解説。
感想・レビュー・書評
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印象派の画家たち11名の個性溢れる、作品と様々な人生。
第1章 印象派とは
第2章 印象派の人々・・・マネ、モネ、ルノワール、
シスレー、ピサロ、モリゾ、ドガ、ゴッホ、
ゴーギャン、セザンヌ、スーラ
オールカラーの作品画像と個性あるイラストがたっぷり。
印象派の画家たち人物相関図 印象派関連地図
一気読み美術年表、印象派年表・・・等々の面白知識が楽しい。
参考文献、コラム有り。
印象派とは?印象派の画家たちの作品と人生を楽しく紹介。
簡略ながらも、画家の特徴を活かしたイラストと、
適切な画像を添えての紹介、更に人間関係の妙がよくわかる。
特に人物相関図・・・良きも悪しきも繋がっているんだ感。
キャンバスを並べて絵を描く、仲良しも有り、
我が強過ぎてあちこちで衝突する、者有り。
それでも絵に懸ける情熱は同じ。
そのエピソードの数々が生き生きと紹介されてて、
興味が深まります。ほとんどの画家の貧しさと苦労もわかります。
また、この本の発行は2013年。
セザンヌはゾラと縁を切ったとありましたが、
2014年に後年の交友を示す手紙が発見されたそうです。
まだまだ新たなエピソードも見つかるかもしれません。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
それぞれの画家の人となりやエピソードが面白く描かれている。
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おもしろすぎる
印象派って何処と無くお高くとまってるイメージあったけど親しみがもてた
著者さんの楽しそうな感じが端々から伝わってきてすごく良い本だなあ -
全編カラーでとっても豪華。
そしてめちゃくちゃ面白かった。
誰でも聞いたことがあるような印象派の巨匠達の性格やエピソードや関係性がイラストで描かれていてわかりやすいし、人間味溢れる姿にぐっと親近感が沸く。
ドガがあんな人だったなんて...笑
美術館の作品に添えられている解説文って、めちゃくちゃオブラートに包んでいるんだなぁと思った。
同じ印象派の中でも親友だったり、喧嘩していたり、尊敬していたり...色んな関係性がある。
画家同士の繋がりやそれぞれの性格なんかを知ると、作品が今までとは違った感じに見えてきたり。 -
モネ、マネ、ルノワール、セザンヌなど、芸術家たちの生き生きとしたエピソードと作品が満載。印象派が台頭した歴史や、印象派として活躍した画家たちを明るくにぎやかに紹介した美術書。
全ページカラーで豊富な写真とイラストで分かり易く印象派の中身が網羅できる。全体的に良い意味で俗っぽく描かれているため絵や画家との距離をぐっと縮めるには最適。 -
印象派展の大まかな流れだったり、画家同士の交流などかわいいイラストで面白かったです。
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雑誌を読む感覚で気楽に読めた。
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印象派とはどのような流派か、印象派に至るまでの流れ、人物紹介などが可愛いイラストとともに紹介されている本。印象派を知る最初の一冊に良さそう。
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モネ展にいき印象派に興味を持ち、手に取った一冊。書店で中を見た時、これだと思いました。分かりやすい構成に、著者の愛溢れるマンガ。初心者でも、印象派の流れがするすると頭に入りました。初めて印象派を知りたい方にピッタリの本だと思います。この本を読んでから、ムーランドラギャレットと睡蓮を隣に飾るようになりました。
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イラスト調で印象派をとりまく画家たちやその関係者を解説。全体的にコミカルに描かれていてわかりやすい。