日本のカエル48 偏愛図鑑: 東大生・さこの君のフィールドノート

著者 :
  • 河出書房新社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309254128

感想・レビュー・書評

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  • 東大生~うんぬんは
    本の宣伝のためについてるだけで
    東大生関係ない
    さこ君がカエルを愛する人だということです
    ご本人はなぜかウーパールーパーのイラストですが

    カエルの探し方もきちんと載ってます
    自然に配慮し かつ危険のない方法
    ここも大事
    オタクとは 決して周りにも迷惑かけないものです

    めっちゃカッコいい
    アマガエルのショットが載ってるので
    ぜひ ご覧ください
    男前ですよぉ

  • とても良かった。今までカエルかわいい!だけで終わっていたのが、最近は写真やイラストを見るたびに「これはアマガエル……」などと思えるのが嬉しい。同定ポイントがかなりわかりやすい上に、エピソードが逐一面白く、ひとつひとつの種に対して愛や印象を強く持てるのが素晴らしいと思う。普通の図鑑ではない構造だ。

  • 【所蔵館】
    りんくう図書室

    大阪府立大学図書館OPACへ↓
    https://opac.osakafu-u.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=2000940767

  • 何にビックリしたって、写真だと思ったら、全てイラスト!!
    色鉛筆かな。リアル。コミカルな説明イラストもあって、天は二物も三物も与えるんだな~って。

    カエルの図鑑はユニークなものが多くて、もともと好きなんだけど、本書は籠められた愛も含めて群を抜いていた。
    素晴らしいと思ったのは、巻頭にカエルの危機を呼びかけ、カエル観察のルール&マナー五箇条を掲げているところ。
    そう、最初に触れておかないと、後ろだと読みとばしちゃう人もいるのよ。
    カエルさまを守る、これ大事。

    カエルの見つけ方を初級・中級・上級に分け、観察に行くときは、どんな格好で持ち物は何か、どんな場所で、いつ、どんなふうに探すか。

    カエルを、一種類ずつ見開きⅠページか2ページで
    ①イラスト
    ②名前(分類・標準和名・学名)
    ③探す場所
    ④レア度(絶滅危惧種も表示)
    ⑤基本データ(日本での分布図・繁殖期・産卵場所・卵塊の形)
    ⑥著者とカエルさまとの、めくるめく思い出エピソード
    ⑦外見の特徴(識別ポイントがすんごい詳しい!)
    ⑧鳴き声
    ⑨生態の特徴

    時期と場所を間違えなければ、絶対に見つけられそう。
    …が、上級のレアガエルさまを見つけるには、心の目が必要だそうな。なるほど…参考になるかあ!!
    似通ったカエルさまを見分けるには、都会的な顔と野性的な顔って、、わかんねえっす。
    第三の目が開くまで、ひたすら観察なんですね。

    この本、手元に置いとかなくちゃという使命感。

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著者プロフィール

現役・東京大学大学院生。幼少期より田んぼで遊び、生きもの好きに。中高時代は、身近な場所でカエルを探したり、図鑑を眺めて過ごす。東京大学「生物学研究会」の所属を機に、日本中のカエルを探す旅を開始する。

「2020年 『日本のカエル48 偏愛図鑑』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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