- Amazon.co.jp ・本 (136ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309248370
感想・レビュー・書評
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日本のフェミニズムについて、うすい本なのでざっくり知ろうと思ったら、とても深い本だった。
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近代以降の女性運動・フェミニズム運動の中でも、買春や性暴力など「性との戦い」をテーマとした運動に焦点があてられている。日本のフェミニズム運動の始まりと言えば、『青鞜』や婦人参政権運動などをあげるのが定番だが、本書は矯風会を始めに位置づけているのが面白い。確かに、売春防止運動を展開した矯風会はセクシュアリティに関しては「保守的」だとしてネガティブに言及されることが多い。しかし、矯風会から現代のAV出演強要問題までを通してみてみると、女性や子どもの性を搾取する社会構造は落胆するほど変わっていないことが分る。読みやすさと奥深さを両立させているいい本だと思う。
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柚木麻子の日経の書評?を読んで、早速購入。
大学時代、北原みのりの本を読み漁った。好きだった。
フェミニズムを久々に、と軽い気持ちで買ったら、なかなかヘビーな内容。
性について、ここまではっきりと苦しい内容をちゃんと読んだことなかったな。
わたしも目を逸らしてたんだな、と、気づく。
やわいフェミだった。
ちゃんと、しって、ちゃんと、考えて、ちゃんと語れるように、ちゃんと訴えられるように、なりたい。 -
「フェミニズムを女性の怒りで終わらせてはいけない」
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ジェンダー
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東2法経図・開架 367.21A/Ki64n/1/K