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- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309029283
感想・レビュー・書評
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生前のエピソードを交えつつ、開高健が残した限られた蔵書の、断片的な読み跡から隠されていたものを読み解く。
開高健について、という書籍は割合他の作家よりも多いのではないかと蒐集していて思うが
本著において開高健が紹介する書籍・映像作品の口上がやはり直観的に面白いものである一方で、この小さな説を書いて暮らしている作家自体を語ることも興趣に尽きず、稀有な作家であると再認識した。 -
著者の菊池さんと開高健の思い出を辿っていくような本。
そこに、菊池さん自身、そして開高健が見ていたと思われる本の中の景色が重なっていく。
菊池さんの心に沿って作られた本で、どちらかというと菊池さんの心の中を見て回ったような気持ちになった。
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