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- Amazon.co.jp ・本 (419ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309025681
感想・レビュー・書評
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3部作といわれる『ぼくは始祖鳥になりたい』『金色の虎』『永遠の道は曲がりくねる』その3冊目、ジロー改め有馬の青春総決算。
なんとかこの1冊で完結させるべく、超濃厚で高密度。極限まで削ぎ落とされた、ごく短い1行が連なる独特の文体。するする読めた。
気高さと幼女のような可愛らしさが同居する、乙姫さまの独白がとても魅力的だ。男性作家が書いたのではなく、乙姫さまが彼に乗り移って書かせたように思えた。
いや待てよ、作者が沖縄を取材して、モデルとなる実在の人物に出会ったのかも。
にしても、『ルーシー(二千億の果実に収録)』での古代人女性の独白もとても生き生きしていて、乙姫さまに負けないくらい魅力的だった。やはり作者の創作力よ(感嘆)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
48反戦とアイデンティティの哲学的な物語と読んだ。南の島のおばあたちが出てくるので、カラッとしたストーリーと思ったら、命や民族の輪廻のようなお話し。もう少しストーリーが整理された方が好きですが。
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2018.5 何を伝えたいのか、私にはわかりませんでした。
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太平洋戦争終結を迎えるこの時期に偶然、手に取った。これも何かの縁なのか。
いろいろと考えることがあるな。
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