叱らない、ほめない、命じない。 あたらしいリーダー論

著者 :
制作 : 小野田鶴 
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  • Amazon.co.jp ・本 (424ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784296111367

作品紹介・あらすじ

◆ リーダーになる勇気を得て、創造的で幸せなチームをつくるたった一つの原則 ◆
◆ リーダーとメンバーの関係を「対等」にすることが、すべての課題を解決する ◆
◆ アドラー心理学とドラッカーのマネジメントは、共に「貢献に焦点を当てる」 ◆

昇進したけど不安な「わたし」が、哲学者の「先生」との対話を通して、戸惑いながらも成長していく――。

◆ なぜ、あの人は「難しい仕事から逃げる」のか?
◆ なぜ、あの人には「責任感がない」のか?
◆ なぜ「リーダーであることがつらい」のか?
◆ なにをしたら「パワハラ」なのか?
◆ なぜ、叱ることも、ほめることもダメなのか?

◆ 気鋭の起業家3人との対話を収録
◇ サイボウズ・青野慶久社長
「本気で死にたかった社長就任1年目に学びを得た」
◇ ユーグレナ・出雲充社長
「我慢しても、部下に怒りが伝わってしまうのです。
◇ カヤック・柳澤大輔CEO
「パワハラ組織のほうが案外、強いのではないですか?」

感想・レビュー・書評

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  • 自信がなくて良い、というメッセージはこれからリーダーになる人を勇気づけてくれる。

  • アドラー心理学
    前にも同じ著者かもしれないが見知った覚えがある
    言いたいことはなんとなくだがわかる、やはり実適用が可能なのか疑問を持ってしまう
    やってみて気づくこともあると思う、その一歩が遠い。実感するまでにはそれなりの時間がかかるのは間違いない。
    後半の対談が、それぞれの人がどう解釈したかが少し見れて現実感が湧いたので良かった

  • 今の時代のど真ん中を行く組織論。とても参考になると同時に今の昭和世代の経営陣が大きな足枷になっている事実と常に向き合わなければいけないのが悩ましいところ。

  • リーダーを頑張ろうと思う方への応援本

    ( オンラインコミュニティ「Book Bar for Leaders」内で紹介 https://www.bizmentor.jp/bookbar )

  • ちょうど今抱えている自分の問題とよく似たシチュエーションの話が多く、参考になりました。

  • 民主的なリーダーシップは、リーダーと部下が
    完全に対等であることが前提で、そこからリーダー像が始まる。

  • 2000円

  • 「自信のないリーダーこそ、よいリーダーになれる」という所からはじまり、励みになる内容であった。
    民主的なリーダーシップ
    ・リーダーと部下は対等である
    ・部下を叱ってはいけない
    ・部下をほめてはいけない
    ・部下に命令してはいけない
    を意識してやっているわけではないが、自分の特性として、割と自然体でやっている事であった。ベースとなっているアドラー心理学は、あらためて読んでみたい。
    第一部の心若きリーダーとの対話は、話が散漫であまり頭に入ってこなかったが、第二部の起業家のとのリーダーシップを巡る対話はとても興味深かった。

  •  新世代リーダー、マネージャは必読の書。アドラー心理学の行動指針と会社における「仕事」は両立する。むしろこれを機により良く変わって行くのだと思う。 
     「嫌われる勇気」「幸せになる勇気」ではアドラー心理学を自己評価が著しく低い若者と鉄人の対話という内容だった。「教育」という普遍のテーマでありベストセラーになったのもその幅の広さだったのだろう。
     しかし、ビジネスマンの多くが属する会社は縦の社会。そこでのアドラー心理学の運用には正直非常に困っていた。というのもアドラー心理学が示す横の関係に一度なってしまうと、会社にいるからといって縦にそのときだけ変えるということが非常に困難だからである。
     個人的にはもっと早く読みたかった。また、3人の経営者が出てくるが、その3人から提起される内容も具体的かつ本書の厚みを増す内容にだった。そういう意味で良書だと思う。

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著者プロフィール

1956年生まれ。共著書に『嫌われる勇気』(ダイヤモンド社)、訳書にプラトン『ティマイオス/クリティアス』(白澤社)ほか。

「2020年 『自然と精神/出会いと決断』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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