神コーチング 人が育つ言葉

著者 :
  • 日経BP
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784296105700

作品紹介・あらすじ

若手育成の常識を変えた
日本一の二軍監督が
すべての上司に伝えたい
人が育つ言葉

本書は、2つの要素で構成しています。1つは「育つ言葉集」。
どんな職場でも、すぐにコミュニケーションの場面で使えるものを整理しました。
もちろんそれらは、万年最下位争いに甘んじていたファイターズを強いチームに変えた言葉でもあり、効果はお墨付きです。

もう1つが、昭和の古い指導スタイルをどうしても捨てきれない「鬼コーチ」と、白井氏がふんする「神コーチ」の対話。
できれば叱りたくないけれど、どうしても声を荒らげてしまうという上司は多いはずです。
理想と現実の狭間で苦しんでいる上司をイメージして「鬼コーチ」というキャラクターを立てました。
部下が失敗したときにどんな言葉をかければいいのか、頑張っているのに芽が出ない社員にはどう指導すればいいのかなど、
鬼コーチが抱える悩みは、多くの上司が抱えている悩みに近いものもきっとあるはずです。意識転換の仕方を物語を通じて考えていきます。
ストーリーは「傾聴」「承認」「質問」というコーチングの要素を踏まえながら展開していきますので、コーチングの体系を楽しみながら学べます。

感想・レビュー・書評

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  • まあ、そんなに目新しいものは無かったかな。
    神様というシチュエーションが読みにくかった。
    それよりも、
    普通に野球でのエピソードをもっともっと 
    知りたかったです!

  • コーチングの初歩的内容を学べる本。物語形式になっているので、読みやすく理解しやすい。

  • 経営者やリーダなど人の上に立つ人が組織、チームを成功させるための考え方をまとめた本。日本ハムファイターズを優勝させたコーチによりまとめられており、またストーリー化されているのでとても分かりやすい。コーチングはスキルではなく、心のあり方であるとの基本を元にして、傾聴、承認、質問の3つの重要なスキルを説明している。ティーチングで上手くいっていない人、コーティングしているつもりだが上手くいってない人は必読の本であると思う。

  • 物語形式で読み進めやすいので読書が苦手な人にも向いていると思う。
    内容的には他のコーチングの本当と同様な印象もある。
    ポイントや対策方法が分かってもその場になるとできる気がしない、自己内省が足りないのか…
    とりあえず挨拶返さない後輩への挨拶徹底から始めようか
    あとは小さな感謝を忘れないかな

  • 当たり前のことを当たり前に言っている。

    会話形式なのでよみやすいが、やや物足りない。

    コーチングを勉強するなら、もう少し、ガッツリ勉強しないと行けないかなと感じた。

  • 相談するストーリーで書かれていて、物足りなさは感じるが、コーチングについての白井さんの考え手法はよくわかる。

  • コーチングとは「心の在り方」である。
    傾聴・承認・質問を通して、相手に寄り添い相手の目的や目標の達成に伴走すること。一番大切なのは、相手がどんな状況に置かれていて何を感じているかを想像すること。

    ①組織の目標→個人の目標
    ②個人の目標→組織の目標

    ①の共通認識を組織で持ち続けることの大切さ
    目標を達成した先にあるものに想いを馳せることで、エンパワーメントを図る!




  • 新しい情報はない

  • 会話風の文章がだらだら続くので読みのをやめた。

    日経新聞で取り上げられていたので読んだ。
    よく見ると日経BP社から出ていた。
    つまり日経新聞を使って広告していたのだ。

  • toss若大将関口先生推薦

    【気づき】
    コーチングのエッセンスが手っ取り早くわかる本。
    対話形式とコラムのように実例も基づきながら解説しているので、とても読みやすい。
    著者は元日ハムのコーチ。
    この本を読むと、日ハムがどうして日本一に急成長したのかがわかる。
    それは、チームが一丸となって日本一になると言う目標を浸透させたからだ。

    目の前の目標をただこなすだけではなく、
    どうしたら、主体的に取り組めるかと言うことに対で自らを気づかせる。

    それがコーチングの姿といってもいいのではないか。






    第1章傾聴のスキル

    ・仕事を任せるときは、相手に責任も与える。


    ・確認は聞きたいことを聞いているだけ
    傾聴は自分が聞きたいことではなく、相手の話したいことを聞くこと
    それには、深いレベルで相手の言葉を理解しようと努力し、共感することが必要。

    ・リーダーがやってはいけない事は迎合と批判。
    迎合とは、例えば社員がせっかく考えてきたのだからと遠慮して強く言えないこと。
    批判は、部下からアイディアが出なくなる原因。
    もし間違ったことを言ったとしても、「君はそう思うんで」といった受け止めよう。それを受容と言う。
    これは賛同とは違う。


    ・「今できていないことができるようになるにはどうしたらいいだろう?」と問いかけると○
    「もっと頑張れ」は×


    第2章承認のスキル
    ・(改善して欲しいこと)はどうすればうまくいくだろう?
    ・私が言った事は、君が意識していればできることじゃないのか
    ・目標達成のために、その方法は本当に適切だろうか?


    第3章質問のスキル

    ・Yesノーで答えられる質問(クローズドクエッション・限定質問)を続けていると、相手は責められているような感覚になる
    コーチングではオープンクエッションで相手の気持ちを引き出す

    ・ゴールに達成したときにどんな価値が生まれるのか(価値質問・目的質問)をすると意欲が高まる。


    ・今日1日、意識してできることは全て全力で取り留めたかい?

    ・今、どんな状態だい?何か手伝える事はあるかな

    ・本当の成功とは、子供がなりたい自分になることではないですか?



    【to do】
    ・オープンクエッションと価値質問を相手にするように心がける。


    ・自分の話の聞き方が確認にとどまっていないか、傾聴になっているか絶えず確認する。
    具体的には、深いレベルで相手の言葉を理解しようと努力し、共感することを心がける。

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著者プロフィール

駒澤大学卒業後、1983年ドラフト1位で日本ハムファイターズ(現北海道日本ハムファイターズ)入団。91年リーグ打率3位、最高出塁率を記録。現役引退後は米ヤンキースでのコーチ留学を経て、日本ハムの二軍監督、一軍ヘッドコーチなどを務め、リーグ優勝2回、日本一2回を獲得。17年に退団後は、野球解説のほか企業研修などにも活動の場を広げる。

「2020年 『神コーチング 人が育つ言葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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