10倍株の思考法 「ビジネスモデル×企業価値」で考える株式投資入門

著者 :
  • 日経BP
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784296001316

作品紹介・あらすじ

資産を3億円に増やして40代でFIREを実現した、ろくすけさんの「ゆっくり儲ける投資法」。
「10倍株」を連発した全極意を基本から実践解説。

はじめまして。私は投資歴20 年強の個人投資家 ろくすけ と申します。もともとは会社員でしたが、3 年前、会社員の生涯年収を上回る3 億円の金融資産を確保でき、自宅もキャッシュで取得済であったこともあり、少しばかり早めのリタイアを致しました。最近は全国各地の株主総会を巡る旅を楽しんでおります。
(中略)
多くの人は早急な結果を求めるあまり、売買を頻繁に繰り返すことによって資産を増やそうとします。しかしその方法によって資金面・心理面ともに消耗してしまい、投資を途中で諦めてしまう人が後を絶ちません。
逆に、ゆったりとそれぞれの投資先と向き合い、その稼ぐ力を信じ利用することこそが、実は遠回りのようでいて、多くの人にとって近道であると私は確信しています。まさに「急がば回れ」ですね。
では、ゆったりと投資先に向き合うにはどうしたらいいでしょうか? その鍵となるのは、以下の3 つです。

①企業価値の分析
②ビジネスモデルの分析
③コミュニケーション

つまり、「企業価値とビジネスモデルを評価・分析し、素晴らしい企業をその価値に対して大幅に下回る価格で買う」「コミュニケーションを通して自らの「仮説」の構築とその「検証」を繰り返し、自信を持って保有し続けるための拠り所とする」ということです。
本書では、私の経験をもとにそれを実践するための手ほどきをさせていただきます。
(「はじめに」より)

感想・レビュー・書評

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  • 著者、ろくすけさん、どのような方かというと、2022年刊行の本書の紹介記事には、次のように書かれています。

    ---引用開始

    投資歴20 年強の個人投資家。昼間は相場を見ることのできない会社員としての立場を踏まえ、長期投資に地道に取り組んだ結果、会社員の生涯年収を上回る3 億円の金融資産を確保し、2019 年にアーリーリタイアを実現。かねてよりの夢であった、全国各地の株主総会を巡る旅を満喫中。

    ---引用終了

    私は、著者のブログの読者ですが、紹介記事のとおりですね。
    著者は40代でアーリーリタイア(最近の言葉ではFIRE)されています。


    で、本書の内容は、次のとおり。

    ---引用開始

    ゆったりと投資先に向き合うにはどうしたらいいでしょうか? その鍵となるのは、以下の3 つです。

    ①企業価値の分析
    ②ビジネスモデルの分析
    ③コミュニケーション

    つまり、「企業価値とビジネスモデルを評価・分析し、素晴らしい企業をその価値に対して大幅に下回る価格で買う」「コミュニケーションを通して自らの「仮説」の構築とその「検証」を繰り返し、自信を持って保有し続けるための拠り所とする」ということです。
    本書では、私の経験をもとにそれを実践するための手ほどきをさせていただきます。

    ---引用終了

  • 今は上げ相場だからこの本の通りにすれば確実にもうかる。ただ、大儲けはできない。続編発売中

  • 2023/06/01:読了
     インデックス投資で投資資金を作ってから、日本の個別割安株で資産を3億作った人。
     テンバガーは狙ってできるものでなく、10年で2倍を狙った中で、たまたま10倍化するものがあるっていう感じ。
    --------------------------
     投資を始めて9年ほどは主にインデックス型投信を積み立てて資産形成を行ってきた。
     金融資産が3,000万円に達した2008年頃、日本株株で割安なモノが多くなってきたので、日本の個別株中心の運用に切り替え。
     
     「10倍化を意識しないこと」が「10倍株」をモノにするコツ。
     

  • 入門とあるが、初心者にはハードルが高いんでない?

  • DCP法については、存在は知っていたがついついやるのが面倒でしていなかったので、やろうと思うきっかけになった。

    ポートフォリオの作り方や考え方も勉強になる。暴落時の構え方はとても参考になった。

  • 2022年75冊目。224ページ、累計20,611ページ。満足度★★★★☆
    マネー雑誌の日経マネーに連載された記事を再構成した上で、著者の投資ブログのコンテンツを追加し著書としたもの

    正直、この連載は基礎的な内容だと思って私は読んでいませんでした。

    しかし、こうして一冊の書籍として通して読んでみると「個別」株式投資について、非常に簡潔にわかりやすく、それでていてとても重要な「本質的」な点がまとまっており、投資歴だけはより長い私も、改めて「大事」なことを再認識することができました。

    ブログを読んでいるし、本人も知っていますが、著者の思考や哲学の素晴らしさに敬意を表します。

    星5は基本つけないので4.5つ、かなりオススメです。

  • はじめにもあるように、この本は10倍株見つけることを目指しているわけではない。急がば回れで投資と向き合うこと。この本で企業価値を理解したり算出することは困難。

  • 丁寧にかかれておりました。わかりやすい。投機ではなく投資を。

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著者プロフィール

投資歴20 年強の個人投資家。昼間は相場を見ることのできない会社員としての立場を踏まえ、長期投資に地道に取り組んだ結果、会社員の生涯年収を上回る3 億円の金融資産を確保し、2019 年にアーリーリタイアを実現。かねてよりの夢であった、全国各地の株主総会を巡る旅を満喫中。投資と鉄道メインの旅行をテーマとした人気ブログ「ろくすけの長期投資の旅」を運営。「投資も旅も、ゆっくりと各駅停車で」がモットー。投資を始めてから9 年ほどは、インデックス型を中心とした投信の積み立てにより資産形成。金融資産が3000 万円に到達した2008 年3 月からは、日本の個別株中心への運用に舵を切る。テンバガー(10 倍株)の連発にも支えられ、約10 年で金融資産を10 倍に増やした

「2022年 『10倍株の思考法 「ビジネスモデル×企業価値」で考える株式投資入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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