図解 鬼速PDCA

著者 :
  • クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
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  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784295402015

感想・レビュー・書評

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  • 図解が分かりやすい、というか文章ほぼ要らないか。

  • 鬼速PDCA
    を読んで

    定性的な目標であっても具体的に数値化をする
    例、
    「痩せたい」→「体脂肪20%以下」
    「会社を大きくしたい」→「売上100億企業」

    期日を決める
    定量化する
    適度に具体的にする


    目標(ゴール)を達成するための「課題」を正確に、漏れなく抽出することが重要である。その時、遠すぎる未来だとブレる可能性もあるので3ヶ月後くらいがちょうどいい。

    因数分解能力
    最初の段階で深く因数分解することで計画を立てる時に精度が高まる。
    あるテーマにおけるロジックツリーの作り方
    「why」なぜできないのか、なぜできたのか、「how」どうやって構成されてるのか、どうやって達成するのかの問いを繰り返すと、ロジックツリーを掘り下げることができる。深堀りは5段目がおすすめである。

    MECE(ミーシー)漏れなく、重複なく分類することを意識する。


    質問する側の心得・質問攻めにしない・堂々巡りの質問をしない・論理的でない回答を否定しない・沈黙は熟考の証であると捉え、埋めない・イエスノーで答える質問はなるべく避ける・中立的な質問をする

    目標を周りに宣言することが課題意識を無理やり高める方法でもある。

    「もったいない」「恥ずかしい」という損失回避の心理=ネガティブアプローチは人の意識に強く左右する。

  • 具体的で行動に起こせそうな内容で今後に活かせそうな本だった。
    図解というだけあって分かりやすい内容だった。

  • 「鬼速PDCA」の図解版。
    「鬼速PDCA」Kindleで読んでしまったので、「さて、やってみよう」と思ったときに、パパっと該当ページが開けない。
    その上、図表が小さすぎて且つ電子書籍の粗さで老眼の私にはよく読めなかった。

    書店でたまたまこの図解版を見かけて即購入。おかげでストレスがガーッと減った。

    では、この図解版だけ読めばいいかと言うと、それはそれでどうだろう?という気がする。著者の熱い思いとか、鬼速PDCAの凄さとかがイマイチ伝わってこないのである。

    ということで、私の個人的おすすめは、「鬼速PDCA」をまず読んでから、この「「鬼速PDCA 図解版」を読み、実践することです。

  • ・KGI、KPI、KDI
    ・why、howでロジックツリーを用いて
    問題を因数分解、深掘り(5段目まで)して課題を明確化
    ・課題抽出や解決で浅い分解しかできない時は、とにかく
    文字化して考える
    ・失敗要因、成功要因を突き止める

  • わかりやすい本でとても参考になった。
    私は、どちらかと言うと、抽象的な人間で
    こういう具体化というものが苦手だった。
    そのため、PDCAも知ってはいたがここ最近は離れていた。

    本書で紹介されている。PDCAは私が今まで思っていた理解していた。PDCAとは少し形が変わっていて
    とても納得のいくものだった。

    すぐに会社に導入しようと思う。

  • 来年に向けてPDCAを回す仕組みを作りたく、購入。
    色んな業務に適用できそうなナレッジが満載だった。時折読み返したい。
    以下、メモとネクストアクション。

    ◎ネクストアクション
    ①P
    ・年間予算を目安に、具体的に把握しやすいゴール(KGI)を決める
    →いつまでに何をいくつ達成するのか

    ・現状とのギャップを定量的に把握し、埋めるための課題を考える
    →ロジックツリーでwhyでブレイクダウン(一段目のみMECE)
    Or
    →プロセスを書き出した後、質(確立等)×量で因数分解してボトルネックを洗い出すのも有効である

    ・課題を優先度付けして3つに絞る
    →「インパクト」「時間」「気軽さ」で見る
    →インパクトが強いもの、短時間で終わるものを最低1つずつ選ぶ

    ・課題を定量的にKPI化する
    →アポ数が3件しかない〜アポ数6件(KPI)

    ・KPIに対するアクションプランを羅列し、4つに絞る
    →「インパクト」「時間」「気軽さ」で見る
    →インパクトが強いもの、短時間で終わるものを最低1つずつ選ぶ

    ・計画をスプレッドシートやエクセルで見える化する(羅針盤)

    ②D
    ・アクションプランをタスク(定量)に変換し、優先順位をつける
    →1つのアクションプランにつき、最低1つのタスクを残す
    →「それをしないと始まらない」ものは選び、それ以外で、インパクトが強いもの、短時間で終わるもの等に絞る

    ・タスクをTo Doアプリ等に落とし込み、ひたすら実践する
    →継続して行うものは「ルーティンチェックシート」を活用する

    ③C
    ・アクションプラン(3日〜1週間毎)、KPI(1週間〜1ヶ月毎)、KGI(1ヶ月〜1Q毎)をぞれぞれ振り返り、達成できた/できなかった要因を突き止める
    →アクションプラン : 時間をかけられたか?なぜ時間をかけても未達なのか?なぜ時間をかけられなかったのか?具体方に言うと?(なぜそうなった?)
    (→「進捗管理シート」でタスク管理する)
    →「工数棚卸しシート」で、捨てられる/効率化できるアクションプランを把握〜新しくタスクを設定する〜To Doアプリを更新する
    →KPI/KGI : whyでロジックツリーを作る

    ④A
    ・Cで把握した要因を4つのタイプに分ける〜スプレッドシートやエクセルを更新する
    →ゴールレベルの調整(今の流れを白紙に戻し、新しいPDCAを回す)
    →計画レベルの調整(Plan内容を見直す)
    →行動レベルの調整(Do内容を見直す)
    →調整不要(今の流れを継続する)

  • ■よかった点
    大胆さと慎重さの中間がベスト


    ・・・以下メモ・・・★は自分が思ったこと

    自分にかけている制限はただの記憶だ(ジェームズスキナー)
    →蓋がついた高さ50センチの箱に入れられたのみが、蓋を外した後も50センチしか食べなくなったという実験がある
    →人の思い込みは可能性を潰す


    ■PDCAはいくつかを高速で回す
    →★ 今のようにたくさんの案件に関わった方がいいのかも

    ■大胆さと慎重さの中間がベスト
    →雑になりすぎず、慎重になりすぎない

  • 確かにやっていることは正しいのだが、この本を読んだ全員が全員「なるほど!実践してみよう!」とはなりにくいほど細かかった。少なくともこの本の著者のレベルには到底なれないと自分は感じた。

    一方でタメになる話も多かったし、超具体的に何をすればいいのかが書いてあるので、曖昧な部分がなく今日からでも実践できる。

  • 図表が多すぎて理解しづらかった。
    個人で習得するには難易度が高い。

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著者プロフィール

株式会社ZUU代表取締役。神奈川県出身。一橋大学在学中にIT分野で起業。2006年大学卒業後、野村證券株式会社に入社。本社の富裕層向けプライベートバンキング業務、ASEAN地域の経営戦略担当等に従事。2013年3月に野村證券を退職。同年4月に株式会社ZUUを設立し代表取締役に就任。金融経済メディア「ZUU online」を含む資産運用の総合プラットフォーム運営、月間訪問者数は650万人を超える。金融機関や不動産業界のフィンテック化の推進支援や企業に対して鬼速PDCAシステムを導入する鬼速PDCAエンジニアリング事業を展開。2018年6月、設立約5年で東京証券取引所マザーズ市場に上場。著書に『大富豪が実践しているお金の哲学』『鬼速PDCA』『営業 野村證券伝説の営業マンの「仮説思考」とノウハウのすべて』(クロスメディア・パブリッシング)、『プライベートバンクは、富裕層に何を教えているのか?』(ダイヤモンド社)、最新刊『稼ぐ人が実践しているお金のPDCA』(KADOKAWA)等。

「2019年 『資本主義ハック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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