線一本からはじめる伝わる絵の描き方 ロジカルデッサンの技法

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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784295003359

作品紹介・あらすじ

この本は、「絵を描くロジックを知る」というアプローチで絵の描き方を学ぶ、まったく新しいデッサンの教科書です。OCHABI artgymのコーチ陣が、線の描き方から情景の描き方までていねいに解説します。

感想・レビュー・書評

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  • 「絵を描くロジックを知る」というアプローチで絵の描き方を学ぶ、まったく新しいデッサンの教科書
    写実的に描くことよりも、形や特徴をとらえた「伝わる絵」がさらっと描けるようになることを目的としている本

    とのことで興味をもった

    全く美術の「ど素人」であるが美術鑑賞が趣味である
    そして時々絵も描いてみたい
    今の趣味が非常に忙しいのでいつか落ち着いたら絵も習ってみたい
    (「大切にとってある趣味」のようなものだ)と、こんなレベルの人間だがこの本に導かれるまま絵を描くと…
    宣伝文句の通り「絵心がなくても絵が描けます!」となる
    特別な道具もいらない
    裏紙(もちろん普通紙でも良い)に鉛筆と消しゴムだけでOK
    そんな気軽さも良い
    その割に上手にかけるので裏紙に書いたのに捨てられない(笑)
    楽しく気分良く絵が描けるのでテンションが上がる

    簡単な図形レベルから物体、人、風景込みの人物等、と徐々に描くレベルupしていくのでレッスンを受けているようで楽しい

    ただただ物事をロジカルに捉えるということである
    ロジカルに捉え→正しく表現し→陰影(光と影)をつける
    素人判断だがこれだけで抜群に絵が上手に見えるようになるのだ!と思った

    物事をロジカルに捉えるということを、以下のような感じでご指導いただける
    ・図形の描写の仕組みそして応用
    ・動物の肢体は胴体のどの部分から伸びているのか
    ・人(大人、子供)は何頭身か、足や手の長さの決め方
    ・陰影のつけ方
    ・遠近法の捉え方、表現の仕方

    絵を描くのは感覚・センスではなく、ベースは科学・数学である
    (どなたかが「絵を描くというのはアートではなくサイエンスである」と表現され、まさに!!と感激した)
    だからレオナルド・ダ・ヴィンチは絵が素晴らしいのだ!なるほどなるほど

    ロジックって本当に大事だ
    絵以外にも役立つ
    だいたいこれくらい、結構大きめ、なんとなく長いかなぁ、いつもより多い…
    こんな感じで感覚で長年生きてきてしまったので近頃ロジックの大切さを実感している
    こんな表現なんの説得力もない
    表現力のベースってとても大事だ
    感覚だけじゃ限界がある

    数字化、言語化、アウトプット化、思考能力のUP
    今はやりのアウトプットにも役立つ
    自分に足りないものを知るというのは大事だ
    補ったら人生変わる気がする…

    それはさておき、「絵を真剣に描こう」という人以外でも物事の捉え方を知ることや、プレゼン等で相手に何か伝えるときにさっと絵で描写できると視覚的な情報としてすごくわかりやすく、これは使えるのでは?とも思った

    引き続き楽しく絵を描いてみたいものである

    • やまさん
      ハイジさん
      こんばんは。
      いつもいいね!有難う御座います。
      レビューを読んで、これはすごいと思いました。
      私もやってみたいです。
      ...
      ハイジさん
      こんばんは。
      いつもいいね!有難う御座います。
      レビューを読んで、これはすごいと思いました。
      私もやってみたいです。
      図書館に予約したら、1冊所蔵で6番目です。
      気長に待つこととします。
      有難う御座います。
      やま

      追伸
      皆さんのレビュー読まなかった9月ごろまでは、図書館の予約の本が来なければ暇で、よく居眠り磐音江戸双紙(シリーズ51冊他に番外あり)を読んでいました。
      もう3回ぐらい読んでいます。
      いまは、皆様のレビューを見て予約した本がたまって読むのに追われています。
      変わったものです。
      やま
      2019/11/09
    • ハイジさん
      やまさん
      こんばんは
      こちらこそいつもありがとうございます。
      ご興味持っていただけて幸いです。
      本当に気軽に遊び感覚で描けます。
      なのに自分...
      やまさん
      こんばんは
      こちらこそいつもありがとうございます。
      ご興味持っていただけて幸いです。
      本当に気軽に遊び感覚で描けます。
      なのに自分で描いたとは思えない出来栄えでとても楽しくなります。
      ぜひお試しください。

      私もこちらのレビューのおかげで、読む本のジャンルが広がりました。
      皆様のおかげですね。

      コメントありがとうございます。
      2019/11/09
  • 妻の実家にあり読む。
    分かりやすい。

    デッサン力磨きたいなぁ。

  • 児童館

  • 自分は絵を描くのがとても下手だと思っていたけれど、コツがあることを知ると描くのが楽しくなった。たまに本書を振り返りながら絵を描く機会を増やしたい

  • 背ラベル:725-O

  • 絵が下手とは何か、それがよくわかる内容と構成になっている。
    まずは描いてみよう。そういうスタンスで、とても簡単に描ける順序で展開されている。読む本というより描きながら進める本となっている。

    絵を描けるということは、わたしたちが実際に視ている対象物をより詳しく知れるということにつながることがよくわかる。
    しかも、それらは簡単な構成要素に落とし込めることもわかるので、絵を描くハードルがかなり下がるのが良かった。

    この本の最初のモチベーションは自転車を描けるか?かも。

    表紙の画から想像したのは、情景を描ければ良いかなと考えていた。良かったのは3章の人物と5章の情景。画が上手くなるという感覚よりも、伝わる画とはなにか、構造から考えられるようになる点が一番得たことだった。
    まったく画を描いたことがない人、かなり下手な人にはかなりオススメできます。

  • 展示図書 思考力フルスロットル!!!

    【配架場所】 図・3F開架
    【請求記号】 725||OC
    【OPACへのリンク】
    https://opac.lib.tut.ac.jp/opac/volume/455976

  • 初心者向けの、ベーシックなデッサンの本だった。

    もっと、線画の面白さを歌う本かと思ってたのでちょっと肩透かし。

  • 絵を描く、のではなく(観察して)絵で伝える。うまいとかキレイ以前に、伝えるコミュニケーションの手段だったことを教えられた。iPadのホワイトボードを使って1日1ページ練習しつつ、絵で伝わることの面白みを再発見しています。

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著者プロフィール

3つの学校の総称です。

芸大・美大・美術高校受験の「御茶の水美術学院」
ゼロからはじめてプロになる「御茶の水美術専門学校」 
「描く」ことはチ・カ・ラ「OCHABI artgym」

「世界に文化で貢献する」という理念のもとに、クリエイティブ力を身につけた人材を世界に送り出している。

「2022年 『伝わる短文のつくり方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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