13歳から分かる! 人を動かす カーネギー 人間関係のレッスン

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  • Amazon.co.jp ・本 (136ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784284001083

作品紹介・あらすじ

20世紀を代表する名著『人を動かす』に、超入門書が新登場!
時代を超えて読み継がれる超ベストセラー『人を動かす』。そこに紹介されるのが、だれもが抱える人間関係の悩みに応える「30の原則」です。本書では、オリジナルストーリーと授業形式の解説で、それらを手軽に学べます!

感想・レビュー・書評

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  • 「13歳から分かる!」シリーズ2冊目を読んでみました。
    今回のテーマは、「人を動かす」。

    ※13歳から分かる! 7つの習慣
    https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/428420470X#comment

    ※人を動かす 文庫版
    https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/442210098X#comment

    13歳だから、中学生でしょうか。
    確かに中学生にも十分読めるような内容なのですが、
    これは忙しい大人のためにあると言っても過言ではない内容です。

    自分も元ネタである「人を動かす」も読みましたが、
    こちらの方が断然コンパクトでよくまとまっています。
    事例がビジネスの事例なので、中学生には自分事化し辛いかもしれない、
    かつ大人にとっては簡略化されすぎているかもしれないですが、
    それくらいの例の方が「人を動かす」の
    エッセンスを学ぶには良いかと思います。

    他のシリーズもチャンスがあれば、読んでみたいです。

    ※13歳から分かる! プロフェッショナルの条件
    https://booklog.jp/item/1/428420498X

    ※13歳から分かる!道は開ける
    https://booklog.jp/item/1/428400123X

  • 『感想』
    〇カーネギー氏のいうことはもっともで、経験則でも正しいということがわかっている。だけど弱い人間には実行ができない。

    〇人の感情は、多くの場合論理に優先してしまう。だから周りの人が気持ちよく働いてくれる環境を作ることが、成功への近道。

    〇人には上に立ちたい、人を支配したいという本能的な欲求があり、効率性や人間関係を円滑にすることよりも、自分を強く見せたいと思ってしまう。まあそれは仕方がないので、その機会を減らすことを目指したい。

    〇人の間違いを指摘することや、力の差を見せつけてばかりではいけないが、やはりどこかでそれをしないと息抜きにならない。そういうことを許してくれる家族や友人がいることは、とても幸せなこと。

    〇相手を持ち上げて、気持ちよく仕事をしてもらうことは、全体を考えたときに有益なのだが、そこまでもっていった自分が評価されないとちょっと悲しい。でも、それを知ってほしい有能な人はそんなことちゃんとわかっている。だから見てくれる人もいると信じてやっていこう。

    『フレーズ』
    ・相手の行動や態度を変えたいときに、相手のまちがいを指摘するのは意味がありません。どちらが正しいか、まちがっているかということは、まったく重要ではないのです。(p.25)

    ・むりやり相手を変えようとしなくても、自分の視点を変えて、それから相手に接すれば、相手の行動も自然によいほうへ変わっていきます。(p.28)

    ・わたしたちは、「自分は重要な人間だ」と感じることではじめて、自分を信じて動き出すことができます。そして、もっと大きな重要感を得るために、さらにがんばろうとするのです。(p.39)

    ・相手を説得する場面において、その結論が本質的にだれのものであるかということは重要ではありません。大切なのは、相手が「自分の出した結論だ」と思うことです。(p.89)

    ・ほめてから注意する、そのときにおぼえておいてほしいコツがあります。それは、褒め言葉と苦言を「しかし」ではなく「そして」でつなぐ、ということです。(略)「そして」「だから」が続けば、「ほめ言葉の延長線かな?」と、おおらかな気持ちのまま、続きを聞くことができるのです。(p.107)

    ・命令は、相手に「やらされる」という気持ちを生じさせるだけで、成長にはつながりません。命令ではなくべつの言い方で指示を出せば、「自分からやる」という気持ちを起こし、さらにはその人を成長させることができます。(p.111)

  • ・人を動かすには、自分を変えるしかない。

    ・相手のの気持ちに寄り添い、自分の行動を変えること。

  • 私にははまりました!
    会社の同僚がおすすめしてくれた本ですが、
    業務上でというよりも夫や子どもなど、家族に対しての自分の態度も考えさせられる本でした。
    どうしても「思い通りに動いて欲しい」「どうして家族なのにわかってくれないんだろう」とイライラとしてしまうことがあるので、この本は手元に置いて、ふとした時に読み返したいと思います。
    もちろん、本の内容は管理職になった青年のストーリーで進んでいくので、業務での実践にも繋げやすいと思います!

  • 【大切なこと】
    ✴まずは「誰でも正当化したがる」「誰にも言い分がある」と理解する

    ✴相手を無理に変えようとするのではなく、自分の視点を変えてから相手に接する。そうすれば、相手の行動も自然と良い方向に変わっていく。

    ✴「できないこと」ではなく、「できること」「良い面」に目を向ける

    ✴相手がどんな長所や個性を持っているか、考える時間をつくる

    ✴〈純粋な関心を寄せる〉
    →自然と良い関係が築ける

    ✴〈相手の関心事を話題にする〉
    →信頼関係を築こう!

    ✴〈名前を覚える〉
    →「名前を覚えててくれた!」「自分に関心を持ってくれている!」自尊心が満たされる

    ✴〈相手の間違いを指摘しない〉
    →一旦ぐっとこらえて、まずは相手の意見に耳を傾ける
    →議論をせず、冷静な話し合いを

    ✴〈友好的に話す〉
    →ゆっくり穏やかに話すと、相手は心を開いてくれる

    ✴〈「イエス」と答えてもらえる話題から始める〉
    →相手を「肯定的な気持ち」にし、話しが自然と「肯定的な流れ」になる
    ex.「楽しめる会にしたいんだけどどう思う?」
    「たしかにそうだね!」

    ✴〈まず相手にしゃべらせる〉
    相手の気持ちが落ち着き、話しを聞く体勢が整う
    相手の話を聞いている間に、相手の考えや情報を事前に集めることができる。

    ✴『相手の気持ちに寄り添い、自分の行動を変える』

    【知識】
    *人は自分に1番の関心を持っている

    *まずは聞き上手になる

    *「しかし」ではなく「そして」でつなぐ
    「しかし」だと気持ち的に身構えてしまうが「そして」だとおおらかな気持ちのまま続きを聞ける

    【感想】
    人を動かすことができるようになると同時に、相手を思いやる優しさにも繋がるテクニックだと思った。

    私がリーダーの役を努めた時に行っていたことで、できていた部分がいくつかあった!あの時の行動は良かったんだと気付くことができた。
    この本のテクニックを実践すれば、物事が良い方向に進んでいくと思った。

  • まわりの人たちとうまくコミュニケーションをとりたいと考えるたくさんのビジネスパーソンに長く読まれ続けている大ベストセラー『人を動かす』を13歳から分かるように物語形式にした一冊です。主人公の青年がある先生と出会い、批判や非難をしない、相手の立場に立つといった人間関係の基本となる考え方を身につけて成長していくストーリーになっていてわかりやすいです。

  • 身につけたい。

  • わかりやすかった。全てが本書通りうまくいくとは限らないが頭の片隅にこのテクニックを覚えておいて使ったらいいと思う。

  • おもしろい。また読みたい

  • 事例もあって分かりやすく書かれていた。
    合間の物語も理解の手助けになる。
    実践できるかは別として。

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