自然農という生き方: いのちの道を、たんたんと (ゆっくりノートブック 8)
- 大月書店 (2011年5月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (174ページ)
- / ISBN・EAN: 9784272320387
作品紹介・あらすじ
耕さない、農薬も肥料も動力機械も使わない田畑でいのちを豊かにめぐる。
感想・レビュー・書評
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足るを知る
何をするかより何をしないか詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自然農を実践している人との出会いをキッカケに読んだ本。
スローフード、スローライフから感じていたイメージを大きく裏切られ(というより無知だっただけですが)自然農の本というよりは、自然農的な生き方を学べる本であった。
不安が多いように感じる現代社会において、自然と共に生き、足るを知るというコトを再び学ぶことが出来た。
ある意味で全ての人が「答えを生きている」時代にあるのだと悟れた。
川口さんは仏教の縁起の思想を説いているともいえます。
始まりもなく終わりもない生を「生かされていきたい」と思いました。
素晴らしい一冊です。 -
足るを知る!
道を外してはならない。
すべての生き物、命はつながっていて、益虫害虫もない。耕すことで、堆肥を入れることでその場所の生命をこわしている。
自然のままでよい。種蒔いて植物が自分で大きくなるまで手助けしてやればあとはたくましく育っていく。 -
単なる農業や食物の育て方について書かれた本ではない。生き方であり、自然との向き合いかたであり、思想であり哲学であるような内容。図書館でまた借りて、読了したい。
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マーマーマガジン
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2011年8月17日読了。
川口さんの思いの強さ、迫力に圧倒された。いのちの基本を見つめなおし、生き方を考えるヒントになる。