マララとイクバルパキスタンのゆうかんな子どもたち

  • 岩崎書店
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本棚登録 : 91
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784265850846

作品紹介・あらすじ

2014年ノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイさんと児童労働問題を世界中に訴え、12歳で殺されたイクバル・マシーくん。ともに、不正に声をあげる勇気を持ち、行動した子どもたちです。パキスタンで自由のために闘ったふたりが命がけで訴えたメッセージが心に迫ります。

感想・レビュー・書評

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  • パキスタンで1980年代に児童労働に就かされ、10歳で解放されてから児童労働に反対する活動を行ってきたイクバルという少年と、女の子の教育の権利を主張するマララのことを描いた絵本。
    小学校低学年向けで、ほとんどひらがなで書かれてます。
    それぞれが表紙になっていて、表を開くとマララの話、ひっくり返して裏から開くとイクバルの話です。

    イクバルは初めて知りました。
    同じパキスタンで、マララよりももっと昔の時代に、もっと小さい時に児童労働に反対する声をあげていたとは。
    日本では全然報道されないだけで、世界には権利について声をあげて活動している人や子供たちがいるのね。

  • のほほんと生きている子どもたちの明日が何も変わらなかったとしても、そういう世界や境遇があるということは知っててほしいなと思う。

  •  イクバルくんの存在は初めて知った
     私の想像をはるかに超える辛さを知っているんだろうなと思う
     そんな中でも声を上げ続けた幼くも強い人間がいることを忘れちゃならないなって思った

     どんな状況になっても最後まで自らの思いを声と行動に移すイクバルとマララの力強さに感動した

  • 2020/08/18 更新

  • 立ち上がった子ども達の勇気よ。生き残りなお戦い続けるマララと、命を落としたイクバル。イクバル少年のことはこの本で初めて知った。皆にも知ってほしい。

  • 30年度 6-2(マララのみ) 6-1
    6分

  • 8-1

  • 両側からマララさんとイクバルさんについて読める本。やさしい言葉で書かれているので、子供が自分でも読める。「学校に行って勉強するのが子供の仕事」と、自分の子供に説明することがあるが、世界にはそうでないこともあると、考えるきっかけになりそう。
    小学校中学年くらいから。

  • 両側から読み進めるタイプの絵本。
    児童による債務労働の撤廃を訴えたイクバル少年と,
    女子の教育を受ける権利を訴えるマララさん。
    アフガニスタンの人権活動家の少年を知るきっかけになりました。

  • 2015年75冊目。

    女子が教育を受ける権利を訴えて15歳で撃たれたマララ。
    児童労働問題を訴えて12歳で撃たれたイクバル。
    パキスタンで権利のために闘った二人の子どもの物語を描いた絵本。

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著者プロフィール

ジャネット・ウィンター
アメリカの絵本作家。伝記絵本や、『アフガニスタンのひみつの学校 ほんとうにあったおはなし』(さ・え・ら書房)、『マララとイクバル パキスタンのゆうかんな子どもたち』(岩崎書店)、『わたしたちの家が火事です 地球を救おうとよびかけるグレタ・トゥーンベリ』(鈴木出版)など、実際にあったことにもとづいた絵本を数多く出版し高い評価を得ている。息子ジョナとの共作にはほかに『この計画はひみつです』(鈴木出版)などがある。ニューヨーク市在住。

「2022年 『ちいさいフクロウとクリスマスツリー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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