- Amazon.co.jp ・本 (82ページ)
- / ISBN・EAN: 9784265801848
感想・レビュー・書評
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くるりの歌詞は、ハローとグッバイが意外と多いことに気づく。さわやかな歌詞のなかに潜む、とりとめのない不安感。
自分の持つ曲のイメージがはじめにあるので、解説を聞くと違和感を感じてしまうなあ‥と思いつつ気になって買ってしまった解説本。まえがきのエピソードが素敵でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
歌詞のメモなんか、結構赤裸々で面白いです。
あくまでファンアイテムですが。 -
詩が伝えたいことよりも、当時よく聴いていた頃のことを思い出す。ワンダーフォーゲルなんて高校生のときにクラブでよく聴いていたし、東京は2005年のフジロックを思い出す。
歌詞とは直接関係なくても、読んでいれば懐かしい気持ちになれる。
これをまた何年か先に読めば、また違った気持ちになるんだろうな。
#読書 #読書記録 #読書倶楽部
#くるり #くるり詩集
#岸田繁 #佐藤征史
#2016年48冊目 -
娘用
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歌詞カードを見ただけでは気づけないような歌をつくる思いがわかる。くるりの詩に共通していたのは、どんなに不安でどうしようもなくあやふやな状況だとしても、諦めたりせず取りあえず前を向いて今を生きることを認めようということだった。だから豊かで美しく激しいメロディーに隠れることなく聴く者の心に届くのだろう。
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くるりの歌詞がどうしても好き。
男心と秋の空的な女々しすぎる男の気持ち。聴く度に自己対話してしまうくらい悶々としてる歌詞に僕はシンパっちゃうのです。
曲の詞と岸田繁の手書きの解説。 -
普通に歌詞がきれいに印刷されている詩集なら、それ以上のものでも、それ以下のものでもないと思う。
この詩集は、直筆で書かれた曲の解説が全てと言っても過言ではないと思う。
掲載されているすべての曲に解説があるわけではないけど、一つ一つが読み応えがある。ここまで世界を掘り下げて、歌詞を書くものなんかと驚かされる。
くるりの曲が好きで、さらに解説が書かれた曲に思い入れがあるなら、という条件付きなんかもしれへんけれど、くるり好きなら一読すべき内容やと思う。
個人的には虹の解説を読んで、胸が熱くなった。 -
解説は、歌詞の世界を物語の主人公という視点から見返すように書かれており、なるほどと思わせられるところが多いです。
くるりの歌詞はどうも、抽象的でよく分からんという方(何隠、自分がそうです。)に。 -
タワレコの渋谷店でたまたま見つけたこの詩集。めちゃくちゃいいです。
この詩集は、普段聴いてもらっているくるりの曲の歌詞が、もう少しあなたの近くで寄り添うことができるように、編集したものです。 まえがきより
直筆 書き下ろし解説付き
なにより、代表曲の岸田くんお書き下ろし解説がいい。こういう感じで書いてたんだと。くるりの曲が本当に寄り添うことができるような編集です。特に、くるりの好きな人は必須アイテムじゃないかな。