- Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
- / ISBN・EAN: 9784260018401
作品紹介・あらすじ
近代看護の創始者フローレンス・ナンチンゲール。クリミアの過酷な戦地で看護団を率い、帰国後は政府を動かし医療・福祉の広範な改革を主導した彼女は、みずから病み人として半世紀、在宅に引きこもって暮らした孤高の人であった-。ベストセラー『まんが医学の歴史』の著者が向き合った、ナイチンゲールその生涯の物語。月刊『看護教育』で好評を博した連載内容を改稿、更に図説『看護覚え書』を描き下ろし、最後に、「ナイチンゲール誓詞」誕生と、彼女の最後の闘いと未来に託したメッセージに迫る『ナイチンゲールの夢-1893年』を収載した。
感想・レビュー・書評
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ナイチンゲールのことが非常によくわかりました。
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請求記号:N100||I
ナイチンゲールの生涯と彼女の著した『看護覚え書』をマンガとしてまとめた1冊。 -
歴史に名を残す偉人には、ある種の狂信的な情熱があったことがよくわかる。
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ナイチンゲールのイメージが変わった!
以前は優しい人といったイメージを持っていたが違う。
理数系の人といったところでしょうか。
サイエンティストの様な説明、頭の良さが出ていました。
しかし到底この人にはついてはいけない。
この時代に女性の立場でこれ程のことをするには大きな代償が必要だったのでしょう。
また今の医療者の生活が成り立っているのはこの人のおかげなのだと思いました。ナイチンゲールを周囲で支えた人々にも感謝です。 -
狂人か。はたまた神か。
何かを成し遂げる人に見られる狂気がある。
この狂気によって看護,衛生,保育?の技術や思想が進んだことは間違いない。この人がしなくても,誰かがそれをしたんだろうか。したんだろうな。
そういえば,子どもの頃に読んだ伝記は男の偉人ばかりだなぁ。今も女性のものは読まない気がする。いや,大村はま氏がいた。他には・・思いつかないや。