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- Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
- / ISBN・EAN: 9784256986974
感想・レビュー・書評
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面白かった。しかし結局なんだかさびしくなった。世間の求める結婚や普通というものに苦しめられて夫(仮)と暮らし始め、それなりの安定を得るけれども結局考え方の違いから法的な婚姻は行わない能町さん。能町さんが「おとちん」の作者の悩み方を、普通の枠に入れるという理由で妬むのと同じように、私は一応法的な婚姻を行おうと思えばそうできる能町さんを妬んでさみしくなっている。結局みんな寂しくて、うまくいかなくて、ひとりきりなんだと考えたりした。
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J-WAVEで聴いて購入。
ゲイの夫との擬似結婚」というのに憧れと共感をもった。
一人暮らしに対する飽き、生に対する執着のなさなど、同じ思いをもつ。
踏み出した勇気がすごい。
著者とは違ってSNSの繋がりに否定的なので、人脈も広がらないし、出会いもない。
年齢的にも将来を真剣に考えたくなかったり、親のいない後のことを考えたくなかったり。。
読後にも自分の答えは見えず。
ただ何となく、同じような気持ちの人がいたことに感謝と、変われたことに対する羨ましさが残る。
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