神様の住所

著者 :
  • 朝日出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784255010519

作品紹介・あらすじ

短歌が入口で、宇宙が出口。
俵万智、穂村弘、東直子と続く革新短歌の宇宙を、
哲学的な輝きで新たに飲み込む。

〈体積がこの世と等しいものが神〉夢の中の本のあとがき (哲学)
徹子の部屋の窓から見えてたえいえんみたいな二個目の太陽 (黒柳徹子)
何度寝て何を入れてもわたしとはたわしにならない固有のわたし (質量保存の法則)

たましい、無限、黒柳徹子、味の素、なぞなぞ--
84の多彩なテーマごとに、
「短歌」→「自己解説(風文章)」→「短歌」の三段階で構成。
短歌と散文、感情と理性が響き合って、
世界の新しい風景があふれだす。
歌集でもなく、エッセイ集でもない。
言葉がきらめく超新星、鮮やかすぎるデビュー作!

84の収録テーマ
体と心/さびしいから/魔法/アナグラム/絵画/ゲシュタルト崩壊/黒柳徹子/レシピ/地図/哲学/なぞなぞ/
クラゲ/前略/レーズンバター/
濁点/両生類/因果関係/エロス/味の素/部首/たましい/物理/ふえるワカメ/無限/枕/基準/神様/対/重複/生まれ変わり/境界/シベリア/
鬼籍/アレの名は/住所/いつか/オノマトペ /夢/額縁/トマトと的/漢字/端/絵のような文字/オブラート/絵日記/質量保存の法則/デジャヴ/今/
同音異義・異音同義/数な言葉/箱または穴/まちがい探し/種/音楽としての短歌/水/匂い/ストロー/地名/丸い三角/分かる/言葉にならない/
ものごころ/〇〇用/記憶/似て非なるもの/不思議四文字/省略/丘の上/ゼリーフライ/動物/菌類/アイムカミング/比喩/脚本/同心円/
G線上のマリア/さんたんたる鮟鱇/生け贄/岡本太郎とムンク/ベン図/公園/中身/聖書/幸福

感想・レビュー・書評

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  • 面白い!
    毎年異なるひとりの選考委員がひとつの作品を選ぶというbunkamuraドゥマゴ文学賞受賞作品。
    まず、一首の短歌とタイトルがあって、次にコラム、最後にまた短歌で締める構成が心地好いリズムを生んでいて楽しい。
    短歌とコラムと短歌が直接的に、または緩やかにつながっていて、それはまるでひとつひとつが宇宙。
    整然と世界と言葉を思索し語る言葉は哲学的。
    芳醇な薫りの赤ワインのように脳や身体に浸透して思考まで酔いそうだ。

    創造された宇宙(この本)から、星(短歌)を数個抜き取ってご紹介。


    なぜだろう三十二日梨だけを食べているのに梨にならない

    さびしくて一個は二個になりましたそして細胞は孤独を失う

    回回回回回と書くじわじわとラーメン食べたい中華鉢模様

    地図上の果樹園の記号その中に世界の電源ひとつ混じりぬ

    <体積がこの世と等しいものが神>夢の中の本のあとがき

    クローンとかAIとかを言う前にふえるワカメの森に行こうよ

    体積が~の短歌で日経歌壇の穂村弘さんに選出され、その歌をツイートした唯一の人が編集者で、その方とこの本を作ったのだそうだ。ミラクル。

    • ☆ベルガモット☆さん
      5552さん、こんにちは

      本の誕生秘話はミラクルで素敵すぎる
      穂村さん好きそう☆彡
      紹介の短歌だけでも、ほ~っと不思議世界に浸れま...
      5552さん、こんにちは

      本の誕生秘話はミラクルで素敵すぎる
      穂村さん好きそう☆彡
      紹介の短歌だけでも、ほ~っと不思議世界に浸れますね
      冒頭に短歌とコラムと最後は短歌という構成なんですかね
      図書館にあったので読みたい本リストにしようと思います♪
      ご紹介ありがとうございます!
      2022/11/23
    • 5552さん
      ベルガモットさん、こんばんは。

      九螺さんは東直子さんが『公募ガイド』で選歌されていたもの(『短歌の時間』というタイトルで書籍化)にも、...
      ベルガモットさん、こんばんは。

      九螺さんは東直子さんが『公募ガイド』で選歌されていたもの(『短歌の時間』というタイトルで書籍化)にも、たくさんお名前が載っていて、本当にすごいな、と思います。
      コラムも、私では思いつかないことを日々考えてらっしゃって、とても新鮮です。
      そうそう、短歌と短歌でコラムをサンドウィッチ、と書こうとしたら、ネット上のレビューで他の方が書かれていたので、泣く泣く却下しましたよ…。
      図書館の読みたい本リスト登録ありがとうございました☆

      2022/11/23
  • 世界の可笑しさ、面白さ、不思議さ、怖さ、の果てに宇宙の真実が見つかりそうで見つからない作品だった。短歌+散文でそんな不思議体験ができちゃう、この作品を読んで頭がおかしくなっちゃった…いい意味で。

    お題に対する短歌と、その短歌に関するエッセイ、それともう一つ短歌。という構成。
    短歌はもちろんだけど、その短歌の意味を深く理解するための、著者の脳内を覗けるエッセイがとにかく面白い。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    「ふと思う」の「ふと」は両生類であるこの世とあの世を「ふと」は行き来す

    三面鏡の中の無限のわたしたちごめんわたしが抜け駆けをして

    夢の中に影がなかった発見を夢の外でしか会えぬ人に言う

    マフラーを編んでいる人は黙黙とこの世の端を編みつづけてる

    この世とは神様が見てる夢だからところどころに同じ鳥がいる


    この5つが特にお気に入りの短歌。読んだ時はそう思ったけど、気分によって、時によって、たぶん変動する。これ以外の短歌もエッセイも全部好き、面白かった、不思議だった。

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    著者は、世界をどうやって見てる?
    どの角度、どの高さ、どこから見てる?
    何色に見えてる?形は?流動的に見えてる?
    視野も視点も、何パターンもあってまるで世界が一通りに形を留めてないように思える。自然の風景だけでなく、生命の活動から無機物、言葉、感情、思想、森羅万象に語りかけては向こうからも語りかけてきたり。
    まさに宇宙との対話。
    その先にいる神様を見つけたら、みんなもそこに辿り着けるように住所をメモしなくては。神様の住所の郵便番号は何番だろうか。そうやって神様の目の前で、読者のために手紙を書いている光景が見えた。

    キューブリックの「2001年宇宙の旅」を観た時のような、サイケデリックな発光で頭が掻き回される体験。短歌で「2001年宇宙の旅」をした気分。

    読んでいると不思議な感覚に陥る。
    10階建ての建物のエレベーターに乗っていたら、10階を通り過ぎてあるはずのない11階で扉が開いて、あっ、これ、降りたらダメなやつだ、ってなるような感覚。
    現実と重なる別の世界に足を踏み入れてしまって、これ以上は進んだら帰ってこれなくなるな、と肌で感じる違和感や危機感がなぜかこの本の世界には広がっていた気がした。
    著者は人間なんだろうか、妖なんじゃないか。そんな風に思えてしまうくらいに、世界を不思議そうに見つめている著者の姿が浮かんだ。

    子供の頃に観た海外の不思議なアニメ。それらの記憶が走馬灯のように、ごちゃ混ぜになって流れ込んでくる。そうやって仕舞い込んだ記憶の中のおもちゃ箱をこじ開けられて、子供の感覚が蘇ることで、短歌の世界が見えてきたし、短歌の意味が想像できた。
    著者が頭の中に入り込んできて、子供の頃の自分の手を取って、著者の短歌の世界へ連れて行ってくれた。不思議な体験だった。

    この本を読むと自分が揺らぐ、世界の輪郭が揺らめく、宇宙と時間と空間が迫ってくる。有が押し潰されて無になり、無が押し広げられて有になる。神様の夢の中。宇宙の中身。心という空間。思考という物体。人間という図形。命という物質。僕らの生きる地球1丁目では通用しない感覚や常識や法則でできた地球2丁目の裏通り。あれ、別の宇宙に迷い込んでいたのかな?

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    特にお気に入りの短歌と、それに対する自分の感想。

    「ふと思う」の「ふと」は両生類であるこの世とあの世を「ふと」は行き来す
    →概念って次元を超えるんだ、っていう発見、のような感覚。「ふと思う」ってのは思ってない状態から、思っている状態へ変化した瞬間。なんか、それっぽく言うと、重ね合わせの状態で、瞬間的に両生類なのかな。

    「まだ思ってなかったこと、を思った」ということを「ふと思う」って言うのかな。無かった状態から有る状態への移り変わり。「ふと」はその両方を表現する言葉なんだろう。「ふと」は思考のあの世とこの世の接着剤なんだろうと、ふと思った。

    あと、あの世とこの世を行き来するものを両生類って表現も面白い。じゃあ、生きてるし死んでいるゾンビも両生類かな、なんてことを、ふと思ったり。



    三面鏡の中の無限のわたしたちごめんわたしが抜け駆けをして
    →この短歌は、映像を思い浮かべやすいし、鏡に対して抱く想像のひとつであり、恐怖のひとつでもあるなと思う。鏡に映る無限の自分がいて、その中で裏切るのが自分ならいいけど、鏡の中の別の自分が裏切ったらどうしようという恐怖。

    鏡を見るっていうのは、いつだって鏡の中の自分に裏切られる可能性を孕んでいるのかもしれない。なぜなら鏡のこちら側が現実1とは限らない。鏡の中の方が現実で、こちら側の方が虚像である現実2かもしれない、なんてことを思ったり。

    鏡の中の自分もきっと自分を鏡のこちら側と思っていて、こっちのことをあちら側と思っているんだろうな。鏡っていうのは、そこに映る無限の自分の中で一番早く動いた自分が勝ち、でも一番早く動いた自分が負けっていうゲームをいつもしているものなんだろう。



    夢の中に影がなかった発見を夢の外でしか会えぬ人に言う
    →夢の中、その世界の住人にとっては普通のことで夢の中ではその発見を共有できない。夢の外、現実の住人にとっても普通の事だろうけど、その事実を理解して面白がってくれる。でも、だからどうした、って話。

    世界のルールをその世界の住人では理解できないのは、もどかしい。でもその世界の外では、そのルールは何の価値もない、これもまた、もどかしい。物凄く重要な事が、重要でない場所でしか意味を成さないって、なんか複雑。

    ただ、夢の創造主は自分でそういうルールを設けているのに、それを大発見のように面白がれるっていう、夢と現実の関係性をいつまでも楽しめる人でありたいなと思う。そういえば、夢にスマホが出てこないけど、これも発見になる?



    マフラーを編んでいる人は黙黙とこの世の端を編みつづけてる
    →マフラーを誰かのために編む人は、その誰かが属するこの世界をも編んでいるのかな。自分のために編む人は、自分の世界を広げるために編んでいるのかな。

    毛糸の玉が惑星で、惑星の端をほどいて行ってマフラーへと世界の形を変えていっている神様なのかな。毛糸の玉が宇宙で、球状の宇宙を広げて伸ばしているのかな。地球平面仮説ならぬ、惑星マフラー仮説、宇宙マフラー仮説。

    毛糸という宇宙の住人にとっての神様が、宇宙をマフラーにして身につけようとしているんだろうな。宇宙を首に巻いてどこかにお出掛けするんだろう。



    この世とは神様が見てる夢だからところどころに同じ鳥がいる
    →世界の中にある小さなバグ、っていうようなものが面白いなと思う。世界にバグがあったら駄目だろって思うけど、きっと神様も忙しくてアプデが間に合ってないんだろう。

    にしても、人間にこの世界が神様の夢かもしれないなんて気付かせるような事は、してはいけないだろう。この世界が誰の何であれ、人間がその真実に気付いたら、きっと耐えられないだろうから。

    初めは面白おかしく読めるんだけど、でも怖さもある内容だと感じた。人間って、神様の夢の登場人物に過ぎないのか、じゃあ、なんのために、生きてるの?なんて考え出したら嫌な気持ちにしかならない…。

  • 短歌とエッセイの組み合わせ。

    ものすごく興味深い魅力的な本だった。
    言葉に対する感性と文字に対する感性とが
    哲学的というのだろうか
    (そもそも哲学をよくわかっていないのだけれど)
    この人が凄い感性を持っていることだけはわかる。

    最初から最後まで
    とてつもない引力に引き寄せられるようだった。

    増殖する「ふえるわかめ」の話とか
    「!」「?」で進む会話も面白かった。
    「赤の他人と白い恋人」とか。。ククッ

    是非とも、最初の歌集も読んでみたいと思った。

    だが、しかし、こういった圧倒的な人を知ると
    自分の能無し感ばかりが感じられて
    嬉しいが落ち込む。

    隠された感情を言葉と言葉の間から
    引っ張り出して楽しむ短歌は誠に奥深い。

    いつもいつも三十一文字に苦しめられて、
    絞り出し、ひねり出し、
    圧倒的に少ない語彙に打ちのめされる私である。
    この人の脳内で溺れてみたい。

    「言葉にできない」というのは敗北だとインタビューで
    答えているささら氏の爪の垢がほしいぜ。

  • 非常に素敵な
    物事と世界の見方
    世界をこのように見ていたら
    きっとなんでも、楽しい

  • 2023-08-22
    短歌は百人一首くらいしか触れてこなかったんだけど、エッセイとセットになっているのがとても取っ付きやすかった。歌の解説と言うわけでもなく、同じ風景を歌とエッセイで切り取っている感じ。すこしホッコリしました。

  • 好きだったやつ
    標識の「月まで三キロ」あたりから次第に軽くなる地球人

    ついてた解説?みたいなやつが地に足ついてなくてそんな好みじゃなかった ざっと読みメモ

  • 同音異義語などを発想のきっかけにして、短歌に昇華している。日本語の同義語や掛詞などの言葉遊びの楽しさを思い出させる。発想のジャンプ力に啓発された。

  • 九螺(くら)ささら氏は、神奈川県生まれ、青学大文学部英米文学科卒、2009年春より独学で短歌を作り始め、2010年に短歌研究新人賞次席、更に、2014年より新聞歌壇への投稿を始め(朝日歌壇、日経歌壇、東京歌壇、ダ・ヴィンチ「短歌ください」等で掲載無数)、2018年に発表した初の歌文集である本作品でBunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞。第一歌集は同年発表の『ゆめのほとり鳥』。
    尚、Bunkamuraドゥマゴ文学賞とは、パリのドゥマゴ賞のユニークな精神を受け継ぎ、Bunkamura創立1周年の1990年に創設された文学賞で、毎年代わる一人の選考委員によって選ばれる。(2018年の選考委員は作家の大竹昭子)
    私は50代の会社員で、最近短歌に興味を持つようになり、俵万智、穂村弘、東直子、枡野浩一、木下龍也、岡野大嗣らによる入門書や歌集、多数の現代短歌歌人を集めたアンソロジー等を読み、半年ほど前から新聞歌壇への投稿も始め、最近ポツポツ採用されるようにもなった。
    だが、現代歌人のアンソロジーを読んでいると、木下や岡野ら、私小説的な近代短歌とは一線を画し、シンプルな言葉で「ふとした瞬間に兆した感情を共有する」作風の歌人を除くと、素人・初心者の私には面白さがわからない(全く個人的な感想です)、よって自らの作歌の参考にはできない歌人も少なくなく、ネットで自分の好みの志向の歌人を探していた中で、「短歌で哲学する」と言われる九螺ささらに行き当たった。(九螺は、2021年に瀬戸夏子が編んだアンソロジー『はつなつみずうみ分光器』にも入っていない)
    そして、私は先に歌集『ゆめのほとり鳥』を、その後本書を読んだのだが、(私にとって)九螺の魅力がより味わえるのは本書であった。
    というのは、本書は、「あとがき」に書かれている「わたしは、「ただ短歌が並べてあるだけの歌集」や「短歌=与謝野晶子的情念」というイメージに疑問を感じていた」という九螺の思いを反映し、84のテーマについて「短歌+コラム(2頁程度)+短歌」という構成になっているのだが、そのテーマは、体と心、哲学、因果関係、たましい、無限、基準、神様、生まれ変わり、夢、質量保存の法則、今、記憶、聖書、幸福・・・である。テーマを見るだけで大いに興味が湧くが、そのコラムがまた、シンプルな言葉・表現ながら、とても深遠で、このような思考回路ゆえにこのような短歌を生み出せるということがよくわかるからである。(歌集の方は、本書のコラムのようなものがないために、私には消化不良になっていると言えるのかも知れない)
    また、九螺は「あとがき」で次のようにも書いている。「わたしは、形而上的世界を愛する「宇宙酔い」の持病もあった。「宇宙酔い」には哲学が効く。哲学は、見えないけれどたしかに人類が感じているこの世の不思議を言語化して、人類脳同士で共有しようとする叡智である。しかし、不可視不可思議を追い求めると、脳は酔ってしまう。短歌は、このような過多な理性を受け止めてくれる器にもなりうる。」
    九螺は、哲学的・抽象的なテーマを日常的・一般的な事象に置き換えることにより、硬過ぎない歌とすることに関して、類稀な才能を持っていることは間違いないが、近代短歌とは異なる発想・テーマ設定という点において、参考にできればと思う。
    (2022年1月了)

  • 2020.8
    短歌とエッセイ。短歌の潔さやその中の言葉の瑞々しさにはまっていく。エッセイも特に言葉についてのもの、濁音、アナグラム、ゲシュタルト崩壊、部首、なぞなぞ、重複、同音同義語などについてのものがおもしろかった。さすが言葉を扱う人。九螺ささらさんの言葉の使い方やぽっと出てくる単語も思わず笑ってしまうユーモアがある。好きだわ。言葉は音でありリズムであり響きであるということがよくわかる。音楽のようだ。楽しい。

  • 短歌だけの作品集はまだハードルが高いので、このタイプがちょうどいい。果樹園と電源は確かに。

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著者プロフィール

神奈川県生まれ。
青山学院大学文学部英米文学科卒業。
2009年春より独学で短歌を作り始める。2010年、短歌研究新人賞次席。2014年より新聞歌壇への投稿を始める。2018年6月に初の著書『神様の住所』(朝日出版社)を上梓。
座右の銘は「できるようになる唯一の方法は始めること」

「2018年 『ゆめのほとり鳥』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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