- Amazon.co.jp ・本 (337ページ)
- / ISBN・EAN: 9784199008023
作品紹介・あらすじ
劣悪な環境から世界を護る巨大な壁――『境界』。そしてその壁を維持するのが、
生まれつき「星」という特殊能力を持つ『星持ち』たちだ。
星を持たない平凡な少年・カインは、星を持った双子の弟と一緒に『星持ち』を
育成する学院にやってきて、下働きとして働き始める。
そこで出会ったのは、最強の星の力を持つ青年貴族・レイランド。
二人は運命のように、なぜか強く惹かれていくが!?
感想・レビュー・書評
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六青先生の書く不憫受けが大好き〜!!
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長く積本になっていましたが、早く読めば良かったと思いました。とても良かったです。
六青みつみ先生の作品は初読みで、受けがかわいそうという感想をよく見かけるので覚悟してたのが良かったのか、それほどでもなく感じました。
イラストがないのが残念でした。
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初めから最後まで涙が止まらない。
顔面(主に目の奥)が痛くて痛くてたまらない程号泣しました。
なのに何度も読んでまた「目が〜〜〜」と言いつつ眼を冷やす日々。
六青先生の初読書。
先生の本にハマりました。 -
自分の気持ちに気がつくことが出来ない、出来たとしても表現できない不器用なカイン。弟のスウェンのことを第一に考え、自分のことを当然のことのように後回しにするカインが見ていて悲しかった。レイランドに惹かれても、「自分なんか...」と思っているし。前世からずっとすれ違ってしまっているカインとレイランド。再会までにかかった時間分、幸せになってくれるといいなぁ。と思った。
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ファンタジー、身分差、不憫に執着に身代わり(勘違い)まで萌えのてんこ盛りですごく良かったです。一途で切ない恋の物語で萌えました。受ががんがん不憫なのがたまらんです。痛くても最後にハッピーエンドなので、安心して読めます。
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面白かったです。最後にハッピーエンドを迎えることはわかっていても、主人公が現世でも味わう辛苦にハラハラさせられました。ストーリーも前世での悲劇の伏線が上手く生かされていて、攻の気まぐれに見える優しさに、受と一緒になって一喜一憂。花束のシーンはじわりとした。これはいい不憫萌え!
そうやってじれじれしつつ、最後まで一気に読了。世界の危機についてはささっと解決で個人的には物足りなかったけど、六つ星の戦いより二人の恋愛に比重を傾けたこのバランスがBLとしてはちょうどいいのかもしれない。
本編では薄倖受が苦しんでばかりだったので、このあとの攻に愛されている受が見たかった。
300年分の重く暑苦しい溺愛を希望。 -
物語の前半から後半まで、とにかく号泣したのは、この小説が初めて。何度も読み返すほど、大好きな作品。
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初読み作家様。
健気受け。
私、健気受けに弱いって改めて実感。
ファンタジー&輪廻転生もの。
カインが色々と健気。
ってか前世の記憶がないけど魂に刻み込まれてるんだから当然かと。読んでて何度もウルウル。
そしてこのスーパー攻めさま。鈍い!
前世では失くしてから気づくし…
300年後でも、あー!違うでしょ〜!と読んでて何度思ったか…
後半は涙腺決壊。
ハッピーエンドだったから良かったけど^^;
六青さんの作品はお初だったけど
ファンタジー物苦手ではなかったから楽しく読めたかな。