【Amazon co.jp限定】美しい彼 書き下ろしショートストーリー付き (キャラ文庫)
- 徳間書店 (2014年12月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本
- / ISBN・EAN: 9784199007811
感想・レビュー・書評
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ストーリー的には悲壮感たっぷり重いストーリーととらえてたけど清居のオレ様なのにピュアなとこになんか憎めず、平良の意外と男っぽいとこになんか救われたかんじで読んだ後はあっ、もう、こいつらって思わず笑ってしまった。もう、勝手にして!って感じ(〃艸〃)
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元いじめられっ子で下僕のストーカー×美形、つまり根暗でオタクっぽくて昔も今もキモイあいつを俺はなんで好きになったんだ!?という部分が非常に良かったし、大好きで、良かった。良かった(大事なことなので2回)。こういう、美人で、高慢で、寂しがりの受けはぜひ立花慎之介の声を与えたい。
凪良ゆう作品のキャラクターはどれも活き活きしているところが好きなのだけど、これも葛西リカコ画の美術的な美しさに凪良要素が加わって、間違いなく今年最後の名作だった…。 -
きもウザ攻×強気美人受。
凪良センセは、こういうタイプの攻を描いたら異常に上手いとつくづく思いました。あの「恋愛犯」以来の突き抜けた感ある、アブナイ困った攻ですw
平良は、「恋愛犯」の日永みたいにここまでやるかという執着ストーカー型のDT攻という共通点はあるけど、陰湿感がうすく、どちらかというとアイドルの追っかけファン気質みたいなものを感じました。神を穢しちゃいけない、という思考が分かりすぎて辛かったです…w
熱烈な信者、崇拝系で、平良の清居に対する気持ちには苦笑しながらも圧倒されました。
一兵卒とか、アヒル隊長にもうけまくりました!実はかなり面白いヤツじゃないかと推測。
学園生活にスクールカーストの状況を交えながらの描写や、平良と清居の奇妙な交流に甘酸っぱいものを感じました。心無い同級生の仕打ちにも飄々として弱さを見せない清居や、学校では底辺でも家庭的にはとても愛され恵まれている平良には、どこかほっとさせるものがあります。
「ビタースイート・ループ」では、平穏な大学生活を送る平良が未だ引きずっている未練に共感してドキドキしてしまいました。好きって言って勝手に終わってる平良にはすっごく苛立ちながらも、何とかしてあげたくなります…
そして別の子とくっつくかと、とってもヤキモキさせられました。
「あまくて、にがい」はそれまで全然わからなかった清居の心情があふれんばかりに伝わってくるすごくいい話でした。ちょっと感動。
そんな風に思ってたなんてね…そうだったのね…!
と、ニヤニヤがノンストップになってしまいました。もう、ヤバいです。清居がかわいすぎる!悶えました。
気持ち悪い戯言を、複雑に甘い気分で聞いてた…とか、何なのこの二人は。あまーいです。
思っていたよりとても後味の良い仕上がりです。
Hシーンは期待以上でしたが、時折クスッと笑わせる場面も。エロ的にかなり面白いことになっていました。
葛西リカコセンセのイラストがとてもきれいで美しい彼のイメージが湧き上がります。
後日談SSは平良がまたとんでもないことやらかしちゃっていました。愛はすごく感じたけど、今度はもっとラブラブイチャイチャで平穏無事な二人の様子も読んでみたいですw
読み返すこと間違いなしの一冊。 -
流れていくアヒル隊長には身につまされる思いです。
AmazonのSSも短くてもしっかり平良が描かれていてさすが凪良さんです。