- Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
- / ISBN・EAN: 9784199006449
感想・レビュー・書評
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少年時代のナイジェルとジェフリーのお話。奔放なジェフリーに対して堅物なナイジェル、それぞれに重い過去を背負っている二人が自分の本質を見せられるのはお互いだけ。お互いを求め合い、信頼し合い、補い合って二人で一対であるという関係性にとても惹かれる。この二人の強い絆があればこそ、海斗を挟んだ3人の恋のもつれも乗り越えられたんだと思う。そしてそれは、ジェフリー奪還にも希望を繋げる。ヤン・グリフュスとのエピやキット視点のナイジェルとの出会いも読めて嬉しい。彩さんの絵もとても素敵で、物語の途中、何度も何度も見入った。
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少年時代のジェフリー&ナイジェル。いや~若い!瑞々しい!海のように青い!な~んかこの二人とキットも居るなら、このまま海斗が居なくたって物語は出来上がってしまうではないか~という(笑)
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幼いナイジェルが本編のナイジェルに至る経緯、のような短編が数本。ジェフリーとキットも初々しさを感じさせて新鮮な一冊。
ナイジェルにもこんなに独占欲むき出しの子供の頃があったのか……!と、子供っぽさが苦手な自分は少し読むのをやめかけたりもしたが挿絵に釣られてなんとか読破。
読み終わってみると、やっぱりナイジェル好きは変わりませんでした。読みきれてよかった。
あと、キットはいい性格してるな、と再確認(笑)
長編をずっと読んでいると短編じゃ物足りなく感じてしまうところもありますが、息抜きにはちょうどいい長さかもしれない。 -
ジェフリーとナイジェルの少年時代たまらん。もうね、こういうニアな関係が読みたくて私はBLの世界を彷徨っているといっても過言ではないのです。過激な描写なんてなくてもいいのです、大きな想いで繋がっている物語が好きなのです。
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外伝ってことで主にジェフリーとナイジェルの幼少時代が描かれています。
最初はイマイチ乗れなくて放置してたんだけど、読み出したら面白かったです。
なんであんなに堅物なナイジェルが陽気なジェフリーに懐いているのかってとこがよーくわかります。
まだ船乗りとして右も左もわからないナイジェルがジェフリーに手を引かれて成長して、いつの間にか説教するようになるまで。そしてキットが最初っからナイジェルにメロメロなとことか・・・。ヤンと二人の関係とか・・・。熱い結びつきにグっとくる一冊。 -
こどもナイジェルがかわいいです。おとなナイジェルが格好いいです。
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ジェフリーとナイジェルの少年時代の話が盛りだくさんでした。
二人とも少年の時から変わらずずっと仲良しなのがいいなぁって思ったり。 -
『ミニアと呼ばれた男』ヤン・グリフィスの話、ナイジェル視点
『上王陛下の海賊たち』これだけキット視点、キットとの出会い
『妖精の分け前』海にいるブッカブーを見るナイジェル
『船出』ワッツ船長死去。船長になるジェフリー
それにしても、カテゴリーBLだと変じゃないか?