弥生、三月 (徳間文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198945367

作品紹介・あらすじ

『同期のサクラ』『家政婦のミタ』『過保護のカホコ』など数々の大ヒットドラマを生み出した
稀代の脚本家・遊川和彦監督、
波瑠×成田凌主演で話題の映画を、
オリジナルエピソードをまじえ完全小説化!

ずっとどこかであなたのことが好きだった――
運命で結ばれた二人の30年を
3月だけで紡ぐ激動のラブストーリー


高校時代、互いに惹かれ合いながらも親友のサクラ(杉咲花)を病気で亡くし、想いを秘めたまま別々の人生を選んだ弥生(波瑠)と太郎(成田凌)。

子供の頃描いた夢に挑み、それぞれ結婚して子供が
生まれ……。しかし人生は順風満帆ではなく、ふたりは運命の渦に翻弄されていく。
交通事故でプロサッカー選手生命を断たれ、家族と別れた太郎。災害に巻き込まれて配偶者を失った弥生。
絶望のなか、心の中で常に寄り添っていたのは互いの存在だった。

そして30年の月日を超えて届いたのは、
亡き親友・サクラからのメッセージ――。

昭和、平成、令和と時代をまたぎ、
運命に翻弄されながら、
それでも運命を信じたふたりの30年。
3月31日、物語のラスト、人生の意味に涙する――。


●●●映画版 2020年3月20日(金)公開!●●●

全国東宝系ロードショー

キャスト:波瑠 成田凌 杉咲花 岡田健史
小澤征悦/黒木瞳
監督:遊川和彦
?2020「弥生、三月」製作委員会

主人公の女性・結城弥生を演じるのは、数多くのドラマ・映画で活躍中の波瑠。
山田太郎、通称サンタを演じるのは、2019年の映画界で最も注目を集めた成田凌。
若くして命を落とす二人の親友・サクラ役には、2020年後期の連続テレビ小説ヒロインが決定している杉咲花。
さらに「中学聖日記」で鮮烈なデビューを果たし今作が映画初出演となる岡田健史。
小澤征悦、黒木瞳といった実力派俳優陣も脇を固め、物語に更なる成熟と深みを与えている。

感想・レビュー・書評

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  • あらすじはまあまあだが、ノベライズだからか薄っぺらいかな。もう少し、内容に厚みがあると良いのだが。

  • 人生いつどこで何があるか分からないのだから、タイミングを逃さず後悔のないように生きなければいけないと思った。
    この本のような相手がこの世にいるならば、やはり運命は信じられるものなのだろうか。

  • 映画を観たら、また読み直そうと思う。
    想像通りと言えば、想像通りでした。

  • 主人公たちと同学年、という事になる私。共感できる部分は大きく、ストーリーも悪くはないとは思ったが。
    映画を小説に落とし込んだためだろうか、少々薄っぺらいような印象を受けた。

  • 高校時代お互いに惹かれ合っていたが、親友のサクラを病気でなくし、お互いの想いを告げることなく大人になっていく。
    それぞれ、別の家庭を作っていたが…

    本のタイトル、レビューで、
    読みたい!と即買いした本でしたが
    期待値が高すぎたからでしょうか
    煮えきらない感じでした。

    もっと共感したかった
    もっとサクラの最後のメッセージに涙したかった

  • 読みやすい。
    そこがくっつく!?
    めっちゃ急展開!?ってなったけど

  • "ボタンのかけ違いの30年。
    2人とも胸のどこかに相手がいたってことが、不純などではなく、素晴らしいと思えるのは、自分も歳とったからなのか。
    そして、2人をずっと支える「親友」。彼女との再会が贖罪へと繋がった、2人の背中を押した。3人の関係が素晴らしい。

    あんな風に、未来に大切な人を支えられる人になりたい。
    (2020.3.17)"

  • すっかり泣いちゃいました。
    4/2/9

  • 映画で見てるから内容は分かる。
    生きていれば様々な分岐点があり後から後悔することばかりだけど、どういう選択しても後悔しないことはないと思う。
    今いる場所環境で最良と思える行動をしたい。

  • 1つの選択で人生がこんなにも変わるのだということを感じた。人生はタイミングが非常に重要だと学んだ。

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著者プロフィール

1955年東京都生まれ。広島大学政経学部卒業。テレビ制作会社ディレクターを経て、1987年『うちの子にかぎって…スペシャルⅡ』で脚本家としてデビュー。2003年、スペシャルドラマ『さとうきび畑の唄』の脚本を担当、文化庁芸術祭大賞(テレビ部門)を受賞する。2006年、涙そうそうプロジェクト『広島 昭和20年8月6日』(2005年8月29日、TBS)が日本民間放送連盟賞番組部門・最優秀作品に選ばれる。同年、日本テレビの連続ドラマ『女王の教室』で第24回向田邦子賞。『家政婦のミタ』で2012年東京ドラマアウォード脚本賞を受賞。2017年公開の映画『恋妻家宮本』で初監督を務める。主な作品に『学校へ行こう!』『GTO』NHK連続テレビ小説『純と愛』『過保護のカホコ』『同期のサクラ』などがある。

「2020年 『弥生、三月』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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