追い風ライダー (徳間文庫 よ 20-1)

著者 :
  • 徳間書店
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198939519

作品紹介・あらすじ

若き未亡人、商社勤めのOL、くたびれたサラリーマン、サイクリングイベントのコース作りに挑戦する男性、沖縄出身のおミズの女の子――。別れと出会い、思い出、勇気、そして恋……。自転車を通じて軽やかに繋がるそれぞれの物語。自転車は人生までも遠くへ連れていく。多くの人を新たに自転車のとりこにした人気エッセイストの初のロードバイク小説。プレミアム加筆で文庫化!

感想・レビュー・書評

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  • 自転車を通じてゆるやかに広がる5つのショートストーリー
    この手の本を初めて読んだので、感動した。
    登場人物が皆ハートフル さりげない声かけ、ふれあいが気持ちいい
    ・奥多摩大回り90KMコース
    ・駒沢公園1,9KMコース
    ・笹目橋⇒大宮運動場15KMコース
    ・王宮⇒霞ヶ浦 チャレンジ霞ヶ浦200KM ブルべ
    ・ツールド沖縄市民210KMコース

    実際にコースを走りたくなってくる。

  • 自転車にまつわる短編集。でも、それぞれの登場人物は繋がっていく。自転車ひとつでこんな素敵な輪ができるって最高だと思う!

  • ロードバイクの連作短編集。ブルベを走りたくなるな。 2018.2.7

  • 自転車に乗りたい‼︎と思えた一冊

  • 著者4冊目。畜生もうこの人の本は読まないって思ってたのに意外と良書だった。
    これまでのエッセイ?的な本ではなく、短編のふんわりした雰囲気の小説。
    個人的には、夫婦でロードバイクに乗っていたが、夫が事故で亡くなってしまった女性のそれからの話はストーリー的にも良かったと思う。
    基本的に登場人物みんなが優しい空気を持っており、少し物足りないところもあるが、良いと思う。

  • 期待感が少なかった分、意外に読めた。ここまで美化しなくていいと思うけど、涼しいお天気の日に風を切って走れば気持ちいいだろうな。でも、美味しいビールのため、美味しいビールのためって、お酒を飲めない私はどうすればいいの?

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  • 遠く行きたいシリーズの方がいいな

  • 泣けてびっくりした。自転車は速くて楽しい、遠くに行けて嬉しい。そのことがシンプルに幸せ。複雑な世の中であるが、仕事は大変であるが、ロードバイクはとてもシンプル。

  • 乗る人も乗らない人も乗りたくなる、かな。

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著者プロフィール

1959年東京都生まれ。中学生の頃に熱中した自転車に40歳を過ぎてから出戻り、以降、ロングライドを中心に自転車を楽しむ。メンバー数3万人を超えるmixi「自転車で遠くへ行きたい」コミュニティ管理人。フランス発祥のロングライドイベント「ブルベ」で2006年に200km、300km、400km、600kmを走りSR(スーパーランドナー)の認定を受ける。最近は趣味が高じて、オリジナルデザインのサイクリングジャージの制作も行っている。著書に『自転車で遠くへ行きたい。』『ロングライドに出かけよう-自転車で遠くを目指す生き方・走り方-』、監修に『ビジュアル版ロングライドの世界』がある。

「2015年 『追い風ライダー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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