史記 1 (徳間文庫 し 30-1)

  • 徳間書店
3.77
  • (9)
  • (16)
  • (19)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 156
感想 : 18
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (481ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198923372

作品紹介・あらすじ

聖王伝説の時代から殷・周を経て、春秋末期を復讐劇で彩った呉越の死闘まで。徳治の黄帝に暴君紂。周草創期の文王と太公望。斉の桓公、秦の繆公。宋の襄公、晋の文公、楚の荘王ら春秋五覇。その他、会稽の恥を雪ぐ句践、伍子胥・范蠡ら多士済々。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 徳間文庫の『史記』全八巻の第一巻を読了(2回目)。聖王伝説の時代から殷・周を経て、春秋末期までを収録。殷周の交代は読み応えあり。春秋五覇の頃になると人物関係がややこしくなってくる感あり。

  • 覇者が、覇者になる過程とそれによる国の隆盛、その位置から転げ落ち、衰退していく様は、現代における企業のそれとまったく同型。人の営みにほとんど進化が無いことがわかる。しかし2000年以上変わらないとは...

  • 恥ずかしながら「史記」ははじめて読む。
    徳間文庫版は全訳ではないので、「史記」のすべてを読みたいという方は
    ちくま文芸文庫版か明治書院の新釈漢文大系を求めたほうが良いでしょう。
    徳間文庫版は日本語訳もわかりやすく、原著とは違い年代別に監修されているので
    内容がとてもつかみやすいのではないかと思う。
    私のような初心者にはうってつけかもしれない。
    内容はというと、傲慢になって民や家臣の諫言を聞き入れなくなったり、
    強欲にかられて国を頽廃に導いていってしまう王が何と多いことか。
    徳をもって国事にあたり、思いやりを持って人に接し、判断を間違えないことが
    如何に大切かよくわかる。
    もっと早く読んでおくべきだった。

  • 面白い

  • 2013/10/11 ふなっしーも愛読している本

  • 1-8(8は辞典)全部読んだ。本紀、世家、列伝を時系列にほぼ並べてあり良く判る本。

  • すべてを網羅しているわけではありません(特に列伝)が、訳と原文と書き下しが揃っています。
    有名な話は載せているし、地図や年表、人物時点なども充実しています。

  • 4/20

  • 資生堂の福原さんが新聞の愛読書紹介で論語と併せお勧めされていた本です。
    難解ではありますが、色々な意味で生きていく上での参考となる本だと思います。何度も読み返そうと思う本です。

  • 聖王伝説の時代から殷・周を経て、春秋末期を復讐劇で彩った呉越の死闘まで。徳治の黄帝に暴君紂。周草創期の文王と太公望。斉の桓公、秦の繆公。宋の襄公、晋の文公、楚の荘王ら春秋五覇。その他、会稽の恥を雪ぐ句践、伍子胥・范蠡ら多士済々。

    【配架場所】 図書館1F 222.03/SHI

全18件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

前145年頃〜前86年頃。前漢時代の歴史家。父・司馬談の遺命にしたがい、史書編纂の仕事に着手。武帝の怒りを買い、前98年、宮刑に処せられる。史書は、「太史公書」130巻として完成。のち『史記』と称される。

「1995年 『史記 全8冊セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

司馬遷の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×