【新装版】日本人のための宗教原論 あなたを宗教はどう助けてくれるのか

著者 :
  • 徳間書店
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198654122

作品紹介・あらすじ

国際社会を動かす
宗教の「根本原理」を解き明かす!
〝現代人必須の第一級の解説書″

宗教を知ると、世界のしくみが見えてくる!

【目次】
第1章 宗教は恐ろしいものと知れ
第2章 宗教のアウトラインを知る
第3章 神の命令のみに生きる【キリスト教】
第4章 【仏教】は近代科学の先駆けだった
第5章 【イスラム教】は絶好の宗教の手本
第6章 日本に遺された【儒教】の負の遺産
第7章 日本人と宗教

「教科書」では語られない
知の巨人・小室直樹だから書けた
驚きの宗教の世界!

感想・レビュー・書評

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  • 読み応えのある宗教論。キリスト教、仏教に多少偏っているきらいもあるが、イスラム教、神道、儒教まで含めて、主だった宗教を概観、比較して、日本人にとっての宗教観を語る。
    宗教ってそういうことかというエッセンスがわかる。

  • 『#日本人のための宗教原論』

    ほぼ日書評 Day771

    Day766の著者の本をKindle Unlimitedにて。先の本は「数学」とタイトルに付けながら内容は論理学(とその背景にある神との契約という宗教論)がメインだったので若干違和感を覚えながら読んだが、本書はそのものズバリの内容なので、スムーズに読み進めることができた。

    細かく引用解説することはしないが、「日本人のための」と言っている通り、多くの日本人が斜め読みだけでもしておいた方が良い内容と感じた。それだけ、私自身も他国の人々の常識に照らせば、宗教音痴ということなのだろう。

    また、似非宗教(たとえばキリストや仏陀の生まれ変わりとされる教祖がいるケースや、仏教とキリスト教の融合を主張するケース)の見破り方を、本来のそれぞれの宗教の教義に照らして理論的に解説するところは、よく理解しておくべきだ。

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  • 日本橋

  • 宗教とは何か? どんな教義、歴史があるのか? 宗教に疎い日本人に向けて、国際社会を動かす宗教の「根本原理」を、知の巨人・小室直樹氏が解き明かす。

    第1章 宗教は恐ろしいものと知れ
    第2章 宗教のアウトラインを知る
    第3章 神の命令のみに生きる【キリスト教】
    第4章 【仏教】は近代科学の先駆けだった
    第5章 【イスラム教】は絶好の宗教の手本
    第6章 日本に遺された【儒教】の負の遺産
    第7章 日本人と宗教

  • 2022年11月号

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著者プロフィール

1932年、東京生まれ。京都大学理学部数学科卒。大阪大学大学院経済学研究科中退、東京大学大学院法学政治学研究科修了。マサチューセッツ工科大学、ミシガン大学、ハーバード大学に留学。1972年、東京大学から法学博士号を授与される。2010年没。著書は『ソビエト帝国の崩壊』『韓国の悲劇』『日本人のための経済原論』『日本人のための宗教原論』『戦争と国際法を知らない日本人へ』他多数。渡部昇一氏との共著に『自ら国を潰すのか』『封印の昭和史』がある。

「2023年 『「天皇」の原理』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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