人は死にぎわに、何を見るのか: 臨終の言葉でわかった死の過程と死後の世界

  • 徳間書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198645915

作品紹介・あらすじ

死を前にして、人は何を見て、何を感じるのか? 著者リサ・スマートは、父親を亡くした際に、極めて合理主義者で迷信など信じなかった父が、死の数日前から「天使と話をした」と言い始めることに衝撃を受けた。言語学者である著者は、人がいまわの際に発する語彙の豊富さに興味を引かれ、研究を開始。1,500人以上のいまわの際の言葉の研究をまとめた意欲策。ベストセラー『人は死なない』の東京大学名誉教授・矢作直樹先生絶賛!

感想・レビュー・書評

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  • 「かみさまは〇〇」などのスピリチュアル系が大嫌いな私が読んで、素直にこの本は面白いと思えた。
    言語学者が今際の際の人たちの言葉を集めての考察をしている。
    ほとんどはナンセンスでとりとめがない言葉が多い、ということに言及している。
    それでも寄り添って聞いてあげるのが本人は安心して逝けるとのこと。
    またあちらの世界は我々の3次元の言葉ではとても表現できないらしい。
    旅(バスや電車などの乗り物に乗る)やおおきいイベントを引き合いに出す人が多いという。
    死ぬ前に突然元気になったり覚醒する例。
    後半は見えないものが見えている(天使や最愛の人、蝶や鳥)例や、テレパシーでの会話、亡くなった人が夢に出る、電気系等やエネルギーを通じてコミュニケーションをとった話などが紹介。
    トンデモっぽい感じもするけど、なんか本当っぽい。
    実は我が家でも心当たりがある経験がある。
    同じ日に二人知り合いが亡くなったのだが、その日の深夜、ドアのチャイムが2度、時間をわけて鳴った。外には誰もいない。
    そんな事初めてで???となり、怖くて怯えていたのだが訃報を知り、挨拶に来てくれたんだ!と腑に落ちた、という出来事が。(2人が同日に亡くなるのもすごいけど。その2人は長年友達だったから一緒に逝ったのかしら)

    もし大事な人を亡くされた方が読むと心癒やされるのではないかと思う。
    あちらの世界は、すごくいいところらしいから。
    私も少し死への恐怖が薄まった。

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著者プロフィール

米国在住の言語学者、教育者、詩人。人が死の直前に残す言葉や、遺族とのやりとりを記録し、研究対象とする「FinalWordProject」を主催する。同じく臨死体験を研究するレイモンド・ムーディとも協力し、大学や研究会、また療養所等で講演活動も行っている。本書が初めての著作。

「2018年 『人は死にぎわに、何を見るのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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