ポスト平成ですごいことになる日本経済2.0: 2020年までに生じる世界のリスクと新たな秩序

著者 :
  • 徳間書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198645540

作品紹介・あらすじ

平成から次の時代へと動き始めた日本。日経平均もバブル崩壊後の高値を更新、デフレ脱却が本格化しつつある。米中ロの冷戦復活、そして東京オリンピック開催は、昭和の高度成長期とそっくりで、歴史が再び繰り返されようとしている。この先、日本と日本経済に何が起こるのか、そして「2018年の世界最大リスク」とされた中国の動向、混乱が続く朝鮮半島の行方、分断が進む欧米の帰結は。気鋭の経済評論家が完全分析!

感想・レビュー・書評

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  •  現状のまとめ。ここ最近の著作で続いていたツイッターまとめのような感じではなく、図・表・数字が適度に配置された良い感じの構成。日本を始め、欧米、東アジアの現状に至るまでの過程を詳細に解説している。これからを見極めるためにはちゃんと経緯を把握しなければならないはずなのだが、経緯を無視してとにかく将来(というか自身の願望)のことだけを語る評論家が多い中で一味違うところを見せつけている。朝鮮半島、中国にかなりのページを割いており欧米は少なめ。良くも悪くも今一番ホットなのがアジアということなのだろう。そして、発行から1月も経っていないのに既に予測とのズレが出てきている。それだけ変化が激しく、何が起きてもおかしくない状況になっているということなのだろう。

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著者プロフィール

1969年生まれ。日本大学法学部経営法学科卒業。貿易会社に勤務した後、独立。海外の経済情勢に精通すると同時に内外の経済・政治状況のリサーチと解析に定評があり、2009年に出版した「本当にヤバイ!欧州経済」(彩図社)で欧州危機を警告してベストセラーになる。
近著「山口組分裂と国際金融」「パナマ文書」(徳間書店)「トランプ! ~世界が変わる日本が動く」(ビジネス社)「貧者の一票」(扶桑社)など。

「2017年 『平和ボケ お花畑を論破するリアリストの思考法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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