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- Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198643256
作品紹介・あらすじ
政権内部に対中強硬派を大量に採用したトランプ新大統領は、本気で中国潰しを狙い、英露との関係を深めている。一方2017年は、蘭・仏・独など欧州では次の指導者を決める選挙が目白押しで、EU解体が加速する可能性が高まっている。世界が保護主義化するなかで、グローバリズムの恩恵で急成長してきた中国経済は壊滅必死、トランプの包囲網により韓国とともに世界から排除されていく! そのとき日本への影響は? 予測的中連発の著者が完全分析!
感想・レビュー・書評
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読者が著者に追いつけないとも言われている渡辺氏による最新の米中分析。米中開戦もささやかれるなか、経済という軸で米中の関係、そしてランプ大統領の「100日計画」と「28の公約」から世界の今後を大胆に予測している。トランプ政権の最初の一手は対中包囲網である、という指摘は結論ありきのように感じた部分もあるが、アメリカに限らず中国の動きを牽制する動きをしており、対中包囲網という読み方はあながち間違いではなさそうである。そしてトランプ政権は冷戦構造を目指しているのではないかという指摘は興味深い。まだ始動したばかりであるが、アメリカの政策が大きく転換することもあり日本への影響は避けられない。そのためにもトランプ大統領の派手な物言いに惑わされず、その真意をしっかりと見極めなければならないだろう。
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