またあなたから買いたい! カリスマ新幹線アテンダントの一瞬で心をつかむ技術
- 徳間書店 (2009年8月27日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198627850
感想・レビュー・書評
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新幹線の車内販売が魅力的に思える…
ぜひ山形新幹線に乗って お弁当を買いたい〜!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
とにかく書いてある事すべてにメモか付箋が必要な叡智に溢れた本。
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本書の著者は、新幹線・つばさの乗客アテンダント。この彼女、普通のアテンダントよりも4倍の売り上げがあるという。写真で見る限り、人目を引くほどの美人ではないので、追っかけもどきの人たちが、こぞって彼女から購買するなどというようなことが起こっているわけではなさそう。では、なぜ彼女には、こんなことができるのだろうか。ああなるほどなー、こんなことされるとちょっと好きになっちゃいそう、と思えるほどの気遣い。それこそが、秘訣でした。
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○現場での気づき
○創意工夫
○お客様の気持ちを考え
○まず行動
○なんでも相談
仕事の基本が詰まっている。
読んでると元気とやる気が出てくる。 -
書いてある事は当たり前の事ですが、読む必要がないかというとそうではない。
どれだけの人が頭で理解していても実際に行っているか?当たり前の事をきちんと学ぶ必要があると思う。
齋藤さんに会いに山形新幹線に乗りたくなる。 -
最初読み始めた時、齋藤さんの人間性からこの本が出来たのか、それとも本を書く為にこの人間性になる様に努めたのかと考えたんですが、読み進めていくうちに前者だと言うことが感じられてきた。
新幹線の車内販売員と言う、なんとも普通に思える仕事がこんなにも考えられて成り立っているんだと感心。
いや車内販売員がどうとかではなく、この齋藤さんの人間性が「カリスマ販売員」と呼ばれる所以になってるのが分かった。
こんな人がいる車内で過ごしてみたいなと思った。
・今までやっていなかった人でも、行動を習慣化してしまえば、そんなに「つらいなー」とこんな思わなくなる
・人は責められると自己防衛的になり、言い訳を言いたくなる
だからその人の良いところを褒めつつ、悪いところをうまく助言してあげること必要
・人間と言うのは人の悪いところを見てしまう性質があって、良いところを見落としがちになってしまう。
悪いところを見ようとするのは人間の性質。そうすることが簡単だし楽だから
良いところを見るということはエネルギーがいるから面倒に思うかもしれないけど、そのエネルギーを費やすだけの価値はある
良いところを見ようとすると、自分の気持ちもポジティブになるから -
この人はポジティブで男前。世間の尺度ではなく、自分の頭で考えて、結果もしっかり出している。大したもんだ。
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上司の薦めで。
当たり前のことを言っているのだけれど、なかなか自分では出来ていないことが山程。
改めて考えさせられた。 -
自分が誠心誠意尽くして仕事に真摯に向き合っていればアルバイトだろうが新人だろうが自信を持って意見を述べていいはず。その言い分は尤もだけれど、簡単なようでそれって本当に難しい。筆者の姿勢にはただただ感服させられる。
自分は接客業ではないので面白いテレビドラマを見ているみたいな感覚に近く、どこか別の世界の話のように思っていたけれど、社内での自分自身のあり方、後輩への指導など、気づかされることは多かった。
カリスマでなくていい。みんなで職場をよくしていけたら、それはとても幸福なことだと思う。