最高のオバハン 中島ハルコはまだ懲りてない! (文春文庫 は 3-56)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 511
感想 : 34
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  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167913274

作品紹介・あらすじ

「最高のオバハン」シリーズの第2弾。52歳の女社長で、超パワフルなスーパーマダムの中島ハルコのもとには、様々な悩み事を抱えた人たちが集まってくる。恋も仕事もパッとしないフードライターの菊池いずみもその一人。ハルコの核心を突く毒舌と正論で長年の不倫生活から脱却したいずみは、最近ではハルコに何かと用事を言いつけられて……。ハルコが、ドン引きレベルの傲慢さで、どんな悩みもスパッと解決する連作小説。「東京タラレバ娘」の東村アキコさんの「ハイパーミディ中島ハルコ」(集英社刊)も2巻が出たばかり。小説とコミック合わせて読むと面白さが倍増です!

感想・レビュー・書評

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  • 林真理子の日大理事長就任を記念してこの2連作を読んだ。最高の毒舌オバハン林マリコを堪能!

  • ハルコといずみ。続編では年の離れた姉妹になったようにズケズケとお姉ちゃんが言うのが相変わらず面白い。
    ドラマの大地真央の名古屋弁も笑える。

  • 林真理子さんの中で1番好き

  • 林真理子は、こういう軽いノリの話やエッセイがいい気がする。

  • 林真理子さんの中島ハルコシリーズ2です。主人公オバハンの中島ハルコが色んな人の人生相談に乗るオムニバスなんだけど、とにかくズバッと遠慮なく物申すキャラなので、読んでて痛快なコメディ小説です。言うこと為すこと色々大胆で図々しかったりもするんだけど、かなり核心をつくアドバイスを繰り出すので、クスクス笑いつつ、ちょっと身につまされたりもする深イイ感じ。割と薄めでサクッと読めるので、気軽な読書にもってこい。

  • ハルコさんといずみちゃんの掛け合いが心地よくて、一気に読んでしまった。
    ドラマとか漫画とかもあったそうで、全く知らなかったー。
    いろいろな悩みにズバズバとアドバイスを入れるのが気持ちいい物語だった。

  • Audible

  • 変わらずさっくりとしていて読みやすい。漫画とちょっと違うけれどそれぞれよいかも。第三段あったら買うかも。

  • 大地真央さんのハルコ、ハマり役でしたね。
    2022年10月、ドラマの第2シリーズが始まりました!

  • 前作を読んですぐに読み終えられると思い続けて読了。だいたいテンポがわかったからパターンが読めてきた。ハルコさんの毒舌と正論はスカッとする。

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著者プロフィール

1954年山梨県生まれ。日本大学芸術学部を卒業後、コピーライターとして活躍する。1982年、エッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』を刊行し、ベストセラーとなる。86年『最終便に間に合えば』『京都まで』で「直木賞」を受賞。95年『白蓮れんれん』で「柴田錬三郎賞」、98年『みんなの秘密』で「吉川英治文学賞」、13年『アスクレピオスの愛人』で「島清恋愛文学賞」を受賞する。18年『西郷どん!』がNHK大河ドラマ原作となり、同年「紫綬褒章」を受章する。その他著書に、『葡萄が目にしみる』『不機嫌な果実』『美女入門』『下流の宴』『野心のすすめ』『愉楽にて』『小説8050』『李王家の縁談』『奇跡』等がある。

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