ニューヨークの魔法のかかり方 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167909895

作品紹介・あらすじ

【内容紹介】人と接するのが怖い時も、フッと心が軽くなる。38万部の人気シリーズ著者が、そんな秘密をこっそり教えます。泣きたくなるほど愛おしい話を、英語の小粋なフレーズとともに贈る。明日へのパワーを充電できる魔法の一冊。あの『ニューヨークのとけない魔法』シリーズ、待望の最新刊!世界一孤独な街、ニューヨーク。ひとりぼっちでも、哀しみをたくさん抱えていても、なぜ、子どもみたいに人懐こくて、お節介なのだろう――。いつもユーモアを忘れず、あったかい。だから毎日が、なんだか楽しそう。息苦しい人間関係に疲れていたら、ニューヨークの日常をちょっとのぞいてみませんか。今回はエッセイとともに初めて、海外でも日本でもすぐ使える、とっておきのコミュニケーション術を伝授!世界は魔法でみちている。ほんの少しの勇気で、かくれた魔法は動きだす。女優・黒木瞳さんとの対談を特別収録――「私も思い切って話しかけてみようかな」(黒木瞳)【「ニューヨークの魔法」シリーズ(文春文庫)】――続々重版中人とのささやかな触れ合いを、ニューヨークを舞台に描く――。NYの小粋な言葉があふれ、英語も学べるお得感。1話で完結しているから、どの本から読んでもOK! 「ベストセラーの裏側」(日本経済新聞)、「売れてる本」(朝日新聞)、「ポケットに1冊」(読売新聞)など人気書評コラムで取り上げられた話題のシリーズ。『ニューヨークのとけない魔法』『ニューヨークの魔法は続く』『ニューヨークの魔法のことば』『ニューヨークの魔法のさんぽ』『ニューヨークの魔法のじかん』『ニューヨークの魔法をさがして』『ニューヨークの魔法の約束』『ニューヨークの魔法のかかり方』(最新刊)【シリーズ読者の声】「もっと楽な気持ちで人と接してごらん、と背中を押してくれる」「いつもこの本に戻ってきたくなる。心が落ち着く魔法の本たち」「シリーズを枕元に置いて、毎晩、1話読んでから眠ります」【著者について】東京生まれ。青山学院大学卒、ニューヨーク大学大学院修士号取得。読売新聞米現地紙記者を経て、作家・エッセイスト。高校時代はウィスコンシン州に、大学時代はオハイオ州に、それぞれ1年間、留学。1985年からニューヨークに住み始める。今も、東京とニューヨークを行き来しながら執筆を続けている。

感想・レビュー・書評

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  • 自らのニューヨーク生活を懐かしみながら読了。
    ニューヨークにとって、エンターテイメント、特に映画産業は市の財政を潤す一大産業。多くの映画がニューヨークを舞台に撮られているのは周知の通りだが、映画を撮るためには裏方も含めて多くのリソースが必要になる。そのような人材、インフラ、ノウハウがニューヨークには揃っている。
    (映画、舞台等を学ぶ場所も揃っている)
    ニューヨークには様々な背景を持つ人々が、様々な理由で集まっていて、その一人一人が映画にもなり得るようなストーリーを持っているのだろう。
    映画産業と多くのドラマに囲まれながら生活するニューヨーカー、それをこの本を読んで、ふと思いついた。

  • あまり好きな文章ではありませんでした。コンセプトは良いと思うんだけど。"とけない魔法"よりは読みやすかった。

  • 大好きなシリーズの8作目。
    今回も(行ったことないけれども)ニューヨークの空気感と、ウィットや人間味に溢れたフレーズで楽しませてくれた。

    Don’t mention it. (どういたしまして)
    I’m still standing. (なんとかやっているよ)
    It will come back to me tenfold. ((喜びは)十倍になって、自分に返ってくる)
    I like it. (私、それ、好き)

    『ビルからもらった指輪のあと』や『ミラノ、そして東京の、とけない魔法』など、素敵なエピソードがたくさんあったけど、今回一番心が掴まれたのが『ブロードウェイをめざす仲間たち』だった。
    このエピソードだけ、人物たちの著者との関係性もわからないし、全体から浮いてる感じもする(過去のシリーズ作品で東日本大震災について触れていたものはあったけれども)。
    でも、このエピソードが必要だったんだろうし、書かずにはいられなかったんだろう。今作で一番印象的な文章で最後が締められている。

    ”志帆はときどき、ふと思う。
    妹と自分が助かったこともわからないまま、母は亡くなったのだろうか。
    名のごとく、志を立て、帆を上げ、海を越えた向こう側で、仲間たちに支えられ、志帆は今、力強く生きている。”

  • 『ニューヨークの魔法のかかり方』(著:岡田光世)

    今年に入って読了した本がたまってる・・・

    付箋部分を抜粋します


    ・why dont we give them some love?
    悪い人たちに私たちが、愛をあげればいいのに(p82)

    ・見知らぬ彼の、dearがやさしく響く。私はほほ笑み、彼は電車を降りる(p116)

    ・life is good
     人生って、いいものだよな。この名言を、私たちに残して(p118)

    ・it will come back to me tenfold
     (喜び)は十倍になって、自分に返ってくる(p132)

    ・必要なのは、最初に一歩踏み出す勇気だけだ(p204)

    ・心にゆとりがあって初めて、ユーモアは生まれる。
     そこには、相手を喜ばせよう、そして自分も楽しもうという遊び心がある(p219)

    ・心にゆとりがないときには、なかなか気づかない。
     心にゆとりがないと、魔法にはかからない(p223)

  • 笑顔で、相手と目を合わせてみる。そこから始めてみよう。

  • こちらで取り上げさせていただきました。
    ✑ 「いいね」よりも「それ、好き」NY流コミュニケーション術|MYLOHAS
    https://www.mylohas.net/2018/01/159724.html

    都会的な洗練の中にもほっこりムードがある、岡田光世さん「ニューヨークの魔法」シリーズ最新刊からのご紹介です。

    優しくされてから反応するのではなく、自発的に好意をふりまく感じが素敵♫

  • 2018年1冊目
    安定の面白さだけど、新幹線移動中に読み、
    涙しそうになり焦る(笑)
    人との触れ合いの大切さを教えてくれる。
    その上、英語表現の勉強にもなり一石二鳥

  • 【累計37万部のベストセラー・エッセイ「ニューヨークの魔法」シリーズ、待望の第8弾!】人と接する時、フッと心が軽くなる。そんな秘密を人気シリーズ著者が伝授。笑いと涙の話に明日へのパワーを充電できて英語も学べる!

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著者プロフィール

作家、エッセイスト。
読売新聞アメリカ現地紙記者を経て、現職。高校、大学、大学院で各々米留学。85年からニューヨークに住む。現在は、東京とニューヨークを行き来しながら執筆を続ける。
著書に、『ニューヨークのとけない魔法』をはじめとする「ニューヨークの魔法」シリーズ(全9冊、文春文庫)、『泣きたくなるほど愛おしい ニューヨークの魔法のはなし』(清流出版)、『奥さまはニューヨーカー』シリーズ(全5巻、幻冬舎文庫)、『アメリカの家族』『ニューヨーク日本人教育事情』(ともに岩波新書)などがある。

「2022年 『ニューヨークが教えてくれた"私だけ“の英語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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