- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167909871
作品紹介・あらすじ
「薩長がナンボのもんじゃい!」暗殺!裏切り!報復!敗者・西郷とアウトローの哀しみを語る、菅原文太の遺言対談。菅原文太氏急逝でお蔵入りしていた「幻の対談」がここに!明治維新で敗れたばかりに“賊軍”とされた歴史のアウトローたちをめぐる、仁義なき幕末史。「歴史の片隅に追いやられた敗者に惹かれる」と語る文太さん、いまも続く「薩長史観」にもの申す昭和史家・半藤氏が、お互い賊軍の子孫として意気投合。「賊軍」となった西郷隆盛、ニセ官軍として使い捨てにされた「赤報隊」相楽総三、「幕末の四大人斬り」田中新兵衛、岡田以蔵、中村半次郎、河上彦斎――明治維新の巨大な謎に挑む、歴史座談です。【目次】1 奥羽列藩同盟が見た儚い夢――望郷一番星2 二心殿とお庭番の虚々実々――江戸頂上作戦3 西郷隆盛 その大いなる誤算――城山憤死篇4 相楽総三と赤報隊は偽官軍か――下諏訪地獄篇5 虚空を斬ったテロリスト――謀殺惨殺篇6 素晴しき明治維新という虚飾――完結篇
感想・レビュー・書評
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文太さん、いいですね。よく勉強してるんだなと思いました。
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菅原文太氏は仙台伊達藩、半藤一利氏は越後長岡藩出身。
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【異色の顔合わせによる「未公開対談」をお蔵出し!】明治維新と西南戦争の「賊軍」、人斬り、博徒など歴史のアウトローをめぐる、仁義なき幕末史。大河ドラマ『西郷どん』の裏がわかる!
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この本は菅原文太氏の急逝でお蔵入りしていた「幻の対談」が半藤一利氏や文藝春秋社の想いにより実現。半藤さんはもちろんだが、文太さんの知識に驚かされる!