合戦の日本史 (文春文庫 は 36-51)

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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167908928

感想・レビュー・書評

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  • 戦国末期と幕末。対談形式なので話し言葉で分かりやすいです。

  • 合戦の日本史というタイトルだが、内容は信長、秀吉、家康、幕末に焦点をあてた対談。
    内容は面白い。色々な視点での検証がなされている。

  • 5名の小説家による歴史座談会。山本兼一さんが亡くなられたので、途中から4名になっています。信長・秀吉・家康・幕末がテーマの4回。
    やはり、同じ歴史上の出来事でも、それぞれが着目する点って違うんだな、と当たり前なんだけど新鮮に感じました。それだからこそ、数々の歴史小説を読む意味もあるというものです。まだまだ読書量も勉強も足りません。

    司馬遼太郎の影響について言及されているのも興味深い。ざっくりいうと、司馬遼太郎を超えて行け、ということですな。あの竜馬を超えるのは大変でしょうねぇ。
    三国志演義と三国史は別物。それに気づいたのっていつだろう?史書でなく小説・マンガから触れることが多いのが歴史だと思います。最初にインプットされた情報がフィクションだと理解するのは大変だもの。その情報のインパクトが大きければ大きい程ね。

    「合戦の日本史」というタイトルですが、それほど合戦メインで話はされていないように思いました。
    自分が興味持ったのが、世界情勢の中の当時の日本の立ち位置だったからかな。立場が変われば、小説上の善悪が入れ替わる。なので、いろんな小説を読もうと思っているのですが、それこそ当時の日本と諸外国の立場で考えると、面白くなるなと。
    合戦メインじゃなくて、合戦単独で話はされていないですね。
    ちゃんと東西の歴史を連動させないといけませんね。

  • 日本人どこから来て、どこへ向かうのか。そのヒントは、過去や海外にある。

  • 【我々はこの合戦をこのように読み解く!】当代きっての歴史小説家五人が、日本史を大きく変えた、桶狭間の戦いから幕末維新の戦いを徹底的に分析した大座談会をここに収録!

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著者プロフィール

作家。1955年福岡県生まれ。久留米工業高等専門学校卒。東京の図書館司書を経て本格的な執筆活動に入る。1990年、『血の日本史』(新潮社)で単行本デビュー。『彷徨える帝』『関ヶ原連判状』『下天を謀る』(いずれも新潮社)、『信長燃ゆ』(日本経済新聞社)、『レオン氏郷』(PHP研究所)、『おんなの城』(文藝春秋)等、歴史小説の大作を次々に発表。2015年から徳川家康の一代記となる長編『家康』を連載開始。2005年に『天馬、翔ける』(新潮社)で中山義秀文学賞、2013年に『等伯』(日本経済新聞社)で直木賞を受賞。

「2023年 『司馬遼太郎『覇王の家』 2023年8月』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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