ドラマ「鬼平犯科帳」ができるまで (文春文庫 か 71-2)

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  • Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167907778

感想・レビュー・書評

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  • まさにこれを読み進むているさなか、中村吉右衛門の訃報を聞いた。本書に登場した人物のなかでも、脚本家・田坂啓、プロデューサー・能村庸一、五郎蔵こと俳優・綿引勝彦が既に旅立ってしまい……私の中では完全にレクイエム。

  • 【由来】


    【期待したもの】

    ※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。

    【要約】


    【ノート】


    【目次】

  • 監督、カメラマン、録音技師、
    多様な裏方へのインタビューから
    「鬼平犯科帳」の魅力を別の角度から
    浮かび上がらせている。

    読んでいると、全員に
    「鬼平って、こうだよね」という
    しっかりした共通認識が
    あったことがうかがえる。

    映画や歌舞伎の伝統を受け継いだ、
    時代劇の流れが絶えないでほしいと
    切に願う。

  • 28年間の長期に渡り放送された「鬼平犯科帳」。なぜ視聴者をこれほどまでに魅了したのか。その秘密を製作者や出演者、スタッフのインタビューを通じて探る鬼平ファン必読の書。
    製作者側からも視聴者側からも愛された番組と思う。手抜きがない作り手の情熱がそのまま観る私たちに伝わっていた。リアルタイムに観て、かつ今の時代はDVDやBS・CSで繰り返し出会える。なんて幸せなんだろう。個人的にエンディングテーマが流れると、ほぼ毎回涙が流れた。

  • インタビュー記事の要素が多いのですが、巻末にまとめてじゃなくて、表題ごとにインタビューの日または、掲載日を入れて欲しかったのです。
    錦之助版の一部に"協力 松竹"があったのですが、あれは京都だったのでしょうか。
    スタッフに属人性が高いのは、はじめて知りました。

    白鸚版以外は、丹波、錦之助、吉右衛門版を観たことあります。

  • 28年間に渡り放送された「鬼平犯科帳」その長い歴史を振り返り、制作スタッフの貴重な証言を聞き取るなど鬼平ファン必読の書。

  • スタッフへのインタビューは貴重だが、もっと演出スタッフにも取材してほしかった。

  • 【鬼平犯科帳は永遠に!!】遂に幕を閉じたTV「鬼平犯科帳」シリーズ。その長い歴史を振り返り、制作スタッフたちの貴重な証言を聞き取るファン必読の書。

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著者プロフィール

映画史・時代劇研究家。1977年東京都生まれ。日本大学大学院博士後期課程修了。映画界を彩った俳優とスタッフたちのインタビューをライフワークにしている。著書に『時代劇聖地巡礼』(ミシマ社)、『天才 勝新太郎』(文春新書)、『ドラマ「鬼平犯科帳」ができるまで』(文春文庫)、『すべての道は役者に通ず』(小学館)、『時代劇は死なず! 完全版』(河出文庫)、『大河ドラマの黄金時代』(NHK出版新書)、『忠臣蔵入門 映像で読み解く物語の魅力』(角川新書)など多数。

「2023年 『時代劇聖地巡礼 関西ディープ編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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