世界を変えた10人の女性 お茶の水女子大学特別講義 (文春文庫 い 81-6)
- 文藝春秋 (2016年5月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167906191
作品紹介・あらすじ
女だてらか、女性ならではか?アウンサンスーチー、マザー・テレサ、緒方貞子など時代を変える仕事をした女性達について、池上教授が語り、女子学生らと徹底討論。
感想・レビュー・書評
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池上さんの講義を書籍化したもの(『世界の見方』シリーズなど)は、わかりやすい語り口で大好きなのだが、この本も非常にエキサイティングだった。
まさに、学生時代を思い出した。
思考を深めて、自分の論を展開する……それを徹底的に叩き込まれた学生時代だった。
それで、人間的にひと回りもふた回りも成長できたと思う。
池上さんのよいところは、けして自分の意見を押し付けないところ。
いい情報も、悪い情報も、等しく前に並べて、
「さぁ、君はどう考える?」と問いかけてくる。
それに真剣に向き合う姿勢が問われる。
私も、池上さんの講義、直接受けたかったなぁ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
緒方貞子さんはじめ10人の女性偉人について、ネガティブな面も含めて解説されている池上彰さん。お茶の水女子大の学生とのワークショップも収められており、アカデミックな一冊。
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詳細は、あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノート
→ http://pasobo2010.blog.fc2.com/blog-entry-1469.html
2020.03.06 ニュース
文藝春秋、小中学生向けに電子書籍30タイトル以上を無料配信 文: 電子書籍編集部
これを機会にKindle 版と書籍を読みます。
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カテゴリ:図書館企画展示
2019年度第5回図書館企画展示
「追悼展示:緒方貞子氏執筆本等」
展示中の図書は借りることができますので、どうぞお早めにご来館ください。
開催期間:2019年11月1日(金) ~ 2019年12月23日(月)
開催場所:図書館第1ゲート入口すぐ、雑誌閲覧室前の展示スペース -
キュリー夫人をずっとキュリー夫人と呼んでいたが、今度からは「マリー・キュリー」と呼ぶようにしよう、と思った。
10人の女性の人生を軽くわかりやすく学ぶことができる。後ろのページの学生レポート講評会が1つのテーマから学生の多角的な考え方を知ることができ面白い。 -
10人の女性の生き様、人となりはもちろん興味深かったが、最後の学生たちのレポート発表と議論がなかなかおもしろかった。人に伝わる、説得させられる文章はどのように書けばいいのか勉強になったし、感じたこと考えることが人によって様々で、そんな見方もあるのか〜と刺激になった。私は大学でそんな経験してこなかったなあ…
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講義を通して,歴史学の本来あるべき姿を教示する.温故知新,そのためにはどこまで突き詰めて考えるべきか,それを実地で学ぶ.普段から教え込まれている東工大生が羨ましい.
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【女だてらか、女性ならではか?】アウンサンスーチー、マザー・テレサ、緒方貞子など時代を変える仕事をした女性達について、池上教授が語り、女子学生らと徹底討論。
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常人には考えられないほどの芯を心に持ちながら世界を変えて行ったんだなと思った。昔から偉人伝を読むことが好きだが、池上さんの紹介はわかりやすくて、当時の時代背景などもとても勉強になった。