にょにょっ記 (文春文庫 ほ 13-2)

著者 :
  • 文藝春秋
3.92
  • (94)
  • (143)
  • (89)
  • (14)
  • (2)
本棚登録 : 1439
感想 : 125
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167801663

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ふらふら~と立ち寄った店で掘り出し物が見つかるような本。にょにょっ記→グレン・グールド→スローターハウス5にたどり着くなんて幸せ。

  • ほむほむの日記。夢なのか現実なのか、曖昧な感じも文章もあったりクスッと笑えて気軽に読める。シリーズ二作目。

  • にょにょは公共の場で読める日がにょに比べたら多いです。それでもにやにやします。
    バスローブの人と知り合ってた事があって穂村さんの疑問点の答えは全てYESなのですが、だからといって慣れはしなかったのでわたしもバスローブの人にはなれません。
    あと、「語彙が無いから聞き取れない」にハッとしました。そうだ…!
    今回の解説「偽ょ偽ょつ記」は西加奈子さん。ラスト3日が特に良いです。狐手、穂村さんは牛のつもりだったのは確かにわからない。それになぜ別れの挨拶のときの手が牛なんだろ……

  • 初めての穂村弘さんの本。

    「不思議でファニーな世界へようこそ」という紹介文がピッタリの内容でした。クスッと笑えるどうでもいい内容で癒されました。

    ほぼほぼ変わった着眼点なのですが、バスローブについては同感!

    穂村さんが古本屋で購入した本がまたおもしろい。いわゆる昔ながらの古本屋に行ってみたくなりました。

    解説代わりの西加奈子さんの「偽ょ偽ょっ記」も良かったです。

    にょっ記とにょにょにょっ記もそのうち読んでみたいです。

  • 穂村弘さんの着眼点や視点にはっとさせられたり、にんまりしたり、クスッとさせられたり。

    印象的だったのは、辞書のカバーの色。
    派手な色はなく、くすんだ色が多いのはたしか。気にもしていなかった。
    何故だろう。

    巻末あとがきが、西加奈子さんなのも嬉しい。

  • おもしろい、すてき。後にょにょにょを残すのみとなってしまい、悲しい。

  • にょっ記では長嶋有、これは西加奈子が解説という名の作品を書いている。これも含めて最高におもしろい。

  • くすっと笑ってしまうこの日記。もう大好きです。関西弁会話学院の話とかバスローブをお手拭きにしてしまう話とか。

  • 楽しいです。
    にやにやします。

    穂村さんはクセになります。

    ぜひぜひ

  • 穂村さんワールドにはまってしまう。

全125件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

穂村 弘(ほむら・ひろし):1962年北海道生まれ。歌人。1990年に歌集『シンジケート』でデビュー。短歌にとどまることなく、エッセイや評論、絵本、翻訳など広く活躍中。著書に『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』、『ラインマーカーズ』、『世界音痴』『もうおうちへかえりましょう』『絶叫委員会』『にょっ記』『野良猫を尊敬した日』『短歌のガチャポン』など多数。2008年、短歌評論集『短歌の友人』で伊藤整文学賞、2017年、エッセイ集『鳥肌が』で講談社エッセイ賞、2018年、歌集『水中翼船炎上中』で若山牧水賞を受賞。

「2023年 『彗星交叉点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

穂村弘の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
伊坂 幸太郎
有川 浩
三浦 しをん
角田 光代
有川 浩
高野 和明
有川 浩
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×