- Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167106836
作品紹介・あらすじ
罪を犯し、人別帳から除外された無宿者。自由を渇望する男達の逃亡と復讐を鮮やかに描いた連作時代短篇。「町の島帰り」「海嘯」「おのれの顔」「逃亡」「左の腕」他五篇収録。(中島誠)
感想・レビュー・書評
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BSドラマ 松本清張ミステリー時代劇
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新潮文庫「親不孝長屋」の「左の腕」を読んだのを機に、これが収録された元本に手を伸ばした。筆力はさすがだが、1957年「オール讀物」に連載された10の短編集で、載せた順番も考慮されているように感じた。「流人騒ぎ」が良い。13.10.12
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ずいぶん昔に読んでいて
すっかり忘れてしまっていた。
古本屋さん巡りをしていて
ふと目にとまった一冊
久しぶりに読み返したけれども
やっぱり
いいですねぇ
松本清張さん
年を重ねて再読するに耐える作家のお一人ですね
「点と線」「零の焦点」では
全く終わらない作家さんであることを
改めて思いました -
~内容(「BOOK」データベースより)~
人別書きを持たずに故郷を出奔した者に就く職はない。無宿者は江戸制度の谷間であった―。賭場の喧嘩で八丈島へ流され、赦免船を待ちわびる忠五郎、牢の火事で思わぬ自由を得た平吉、佐渡から島抜けを図る新平、入墨を暴かれて堅気の暮しを失う卯助など、自由と公正を渇望する男達を描いた傑作時代短篇集。
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2008/09/06読了
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めぐりめぐって必ずツケはやってくる。土臭い、汗臭い、血なまぐさい。
大好きです。