糖質中毒 痩せられない本当の理由 (文春新書 1349)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 517
感想 : 57
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784166613496

作品紹介・あらすじ

人はどうして太ってしまうのか。そして、なぜ痩せられないのか。
それはあなたのせいではありません。知らず知らずのうちに、脳内が糖質に侵されて、「糖質中毒」になってしまったからです。だから、意思で痩せようなどとは思わないことです。それはムリです。では、どうすればいいのか。「中毒」になった脳を変えればいいのです。
本書は、糖質がどれだけ体に悪さを及ぼし、様々な病気の元となり、もちろん肥満を引き起こすそのメカニズムを詳述します。
そして、そこから脱却する効果てきめんの方法を伝授してくれます。(実は、リーサル・ウェポンがあるのです!)
その最終兵器を体験した体験談にもある通り、肥満からの脱却、そして糖尿病の改善は、まず間違いなく達成できます。
また、何を食べてよくて、絶対に食べたり飲んだりしてはいけないもの、さらにはどのような食べ方をすると効果があるかも細かくレクチャーしてくれます。
肥満と糖尿よ、さようなら。これであなたは救われるでしょう。

感想・レビュー・書評

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  • 「かけ」や「もり」は危険、いかにも健康に良さそうな野菜ジュースも実は……「糖質中毒」の知られざる恐ろしさ | 文春オンライン
    https://bunshun.jp/articles/-/51380

    文春新書『糖質中毒 痩せられない本当の理由』牧田善二 | 新書 - 文藝春秋BOOKS
    https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784166613496

    • 川野隆昭さん
      僕が痩せられない理由も、本書で分かりそうで怖いです(笑)。

      他人事ではない事態ですね。
      僕が痩せられない理由も、本書で分かりそうで怖いです(笑)。

      他人事ではない事態ですね。
      2022/01/22
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      川野隆昭さん
      あら、、、
      ではお読みになって、食生活を改善?して痩せられるかどうかお試し願います。。。
      川野隆昭さん
      あら、、、
      ではお読みになって、食生活を改善?して痩せられるかどうかお試し願います。。。
      2022/01/22
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      【教養】糖質中毒 痩せられない本当の理由 | ほっと一息(いー山形どっとこむ)
      http://www.e-yamagata.com/eyam...
      【教養】糖質中毒 痩せられない本当の理由 | ほっと一息(いー山形どっとこむ)
      http://www.e-yamagata.com/eyamac/hot-hitoiki/2022/02/01/772/
      2022/02/17
  • 3か月前から糖質制限を行っているので、勉強の為に読んでみた。
    ほとんどがこれまで得ていた知識のおさらいのような感じ。
    でも、糖分が欲しくなる脳のサイクルは「なるほど」と言う感じ。
    この本を読んでいると、甘いものは全て「悪」のような感じで、最後の方はちょっとくどい気も。
    こんなに「甘いものは体に悪い」と言う人がいるのに、星の数ほどのスイーツが溢れているのが不思議。

  • 糖質制限の真実が書かれてあり、非常に参考になりました。そもそも糖質はいざという時のために摂取してきた歴史がありますが、いつのまにか中毒になってしまい肥満が増えているという事実はショックでした。

  • 自分はほとんど間食はしないので、糖質中毒チェックテスト(p.67)でも、糖質中毒にまでは陥っていないと思われた。
    それでも肥満と糖質中毒の治療はほぼイコール(p.84)とあったので、以降を、究極のダイエット法と期待して読み替えてみたものの、知識篇はほぼ知っていたことばかり、実践篇もほぼほぼできていると思うのだが・・・おなかポッコリがどうにもならないのは、例外なんでしょうかね?

    糖尿病の合併症として慢性腎臓病あたりまではフンフンと頷けることばかりであったが、最後に高血圧が万病の元・・・的なお話になってしまって、ガクッと梯子を外された感。

  • 今までも糖質に関する本はいろいろ読んできたが、この本も説得力があった。
    収穫は、まず血糖値を測る新たな装置が出ていると知ったこと。リブレというセンサーとパッチだそうだ。
    また、1日の糖質摂取量を60グラム以下に抑えることと、血糖値が食後でも140を超えないようにすれば、毎日100グラムずつ痩せていくと知ったこと。前者は血糖値を測らなくても、調べればわかることだ。
    毎日コツコツやっていこうと思う。

  • 痩せないのはカロリーではなく糖質が原因で、意志が弱いわけではなく中毒に陥っているから。理解して少しずつ避ける習慣を身につけていくことが重要。おにぎりやパン、うどん、そばを単体で食べるより色々混ぜて食べるほうがいい。ざるそばはいいと思ってたのにな。。
    正月には和菓子や炭水化物を多く摂っていた気がする。ゼロにすることは想像できないけど、そろそろ引き締めていくか。
    5冊目読了。

  • 嘘のような話ですが、この本を読んで半年で10kg体重が減りました。(ダイエットするよりも安上がりです)

    糖質(ごはんの量)を減らしてタンパク質を増やす食事にしました。

    繰り返しの内容は部分的にちょっと読み飛ばしました

  • カロリー収支より、糖質管理が重要だと知り驚き。

    定期的に読み返して意識を保ちたいと思う。

  • 久しぶりに糖質制限を促される本を読みましたが、改めて糖質の恐ろしさを再認識するとともに、最近、脂肪が気になり始めたので、またゆるやかな糖質制限を行っていこうと決意したのでした!
    でも、炭水化物を摂取する際に、炭水化物の以外の料理を食べてから炭水化物を摂ることで血糖値の上昇を抑えられるというのは目から鱗で、早速実践していきたいと思います!

  • 甘いものを食べるとまた食べたい。お酒を飲むと次が飲みたい。体に悪いと思いつつもつい手が出てしまう。何度も繰り返し、自分はなんてダメな人間なんだ。そんなところに強烈なタイトルのこの本。意志だけでどうにかなるものではなく、中毒なんだと気付かされた。自分自身を俯瞰し、論理的に糖質制限をする。具体的な方法も書かれていたので、すぐに実践したいと思う。

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著者プロフィール

牧田善二(まきた ぜんじ)
AGE牧田クリニック院長。糖尿病専門医。医学博士。1979年、北海道大学医学部卒業。
ニューヨークのロックフェラー大学医生化学講座などで、糖尿病合併症の原因として注目されているAGEの研究を約5年間行う。この間、血中AGEの測定法を世界で初めて開発し、『The New England Journal of Medicine』『Science』『THE LANCET』等のトップジャーナルにAGEに関する論文を第一著者として発表。
1996年より北海道大学医学部講師。2000年より久留米大学医学部教授。2003年より、糖尿病をはじめとする生活習慣病、肥満治療のための「AGE牧田クリニック」を東京・銀座で開業し、延べ20万人以上の患者を診ている。
著書は『決定版 糖質オフの教科書』『老けない人はこれを食べている』(ともに新星出版社)、『医者が教える食事術 最強の教科書』『医者が教える食事術2 実践バイブル』(ともにダイヤモンド社)、『糖質中毒』(文藝春秋)、『人間ドックの9割は間違い』(幻冬舎)などベストセラー多数。

「2023年 『医療に殺されない 病院・医者の正しい選び方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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