- Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
- / ISBN・EAN: 9784166608508
作品紹介・あらすじ
わかりやすいニュース解説でひっぱりだこの池上さんが、さらに基礎のキソ、読者も思わず「そこからですか!?」と驚き呆れるレベルから、世界の難問50を解き明かします。私たちの生活に直結するニュースを理解するために、ビジネスマンから就活生まで必読の書です。
感想・レビュー・書評
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久しぶりに再読してみました。
本の内容にある時期は、私はまだ中学生の頃でしたが、こんなこともあったなぁと本を読んで思い出されました。
基本的な用語などを一つずつ丁寧に書かれている本書は、池上さんらしい構成でまとまっています。
池上さんの著名なシリーズである『知らないと恥をかく世界の大問題』を読んでいる方々からすると、復習がてらに気軽に読める本ですね。
全体的な区分を、introductionとして読んで、興味の唆られるところを、他の専門書で深く読めばより理解が深まることでしょう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
わかりやすい解説で有名な池上彰の書籍を古本で大量購入。まず最初に手に取ったのが本著。タイトル通り、ニュースに関する初歩的な基礎知識を掘り下げるところから語られているため、ニュースを立体的に理解することができた。中でも印象に残ったのが中東問題やイスラム教に関する内容。本書を通じて様々なことに興味が湧いたため、これから読みたい本がまた増えてしまった。
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わかりやすく解説されており、かなり読みやすい。しつこいと感じる一歩手前、という感じです。
池上彰、一時期テレビに出過ぎであまり好きでは無かったんですが、印象が少し変わりました。 -
本屋さんでもそうだけど、図書館をぷらぷらしても、「池上彰の~」ッてついた本の多いこと多いこと。
いくつかパラ見したけど、雑誌の連載まとめただけ、みたいな雑な作りのものも。
舐めた本の作り方すんな!池上彰ってつければ売れると思うなよッ!
と思わず毒づいてしまいました。
この本はちゃんと実用書の体裁をなしてましたよ。
いろんなトピックスを詰め込んでるので多少散漫な感はありますが、小ネタが面白かった。
イソップはギリシア人とかヨーロッパの豚さんとかウィキとは何かとか。
あと放射能に関する単位の解説を読んで、初めて心から「池上さんッて説明うまいんだ…!」と思いました。 -
2009年に出版した「世界の大問題」から3年後の2012年、今度はバラエティータッチで池上サンが解き明かす「世界の50大問題」。「大阪都とは何ぞや?」・「スンニ派とシーア派どう違う?」・「中国が北朝鮮を見捨てられない理由は?」などなど、チコちゃんでも知ってなさそうな質問に優しく答えてくれる。 「そっからかい~ !?」とツッコまれるほどの初級レベルからの解説が気持ち良く、普段から新聞を読まずニュースに慣れ親しんでいない人でも楽しめる。たとえニュースの中身を知ってなくても、「分からない人に分かりやすく説明する」というノウハウが学べるお得な一冊。
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2012年に書かれた本だが、勉強になることが多かったです。本当にわかりやすく解説してくれているので、助かります。
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図書館
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社会情勢について日本語と英語で自分の意見を言えるように.
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ニュースを見て、新聞を読む。それで時事問題を理解できた気がしてくる。しかし後になって考えてみると、どうにもボンヤリとした認識で、うまく把握できてなかった自分に気づく……。こういうの、誰にでも経験がある筈。この世で怒る出来事はすべて、今おきた「点」じゃなく、過去から「線」でつながっているもの。世の中の問題は、「線」で認識してこそ本質を捉えることができる。じゃぁどうすれば「線」で捉えられるか? それは、問題が発生した「開始点」を知ること??世を騒がず問題の「開始点」を知るためのテキストがこれ。今を騒がす「大阪維新の会」に関する開始点を知れたのは収穫だった。ただ割かれているページ数が少なかったので、これを手がかりにもっと色々調べてみようかね。
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2016年末に読んだ。内容は遡ること10年ほど前の事が主。そうだったのか!と思う事多し。レアアースの事など細かく取材されている様子がうかがえた。