宮大工と歩く奈良の古寺 (文春新書 762)

  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784166607624

作品紹介・あらすじ

日本を代表する宮大工、鵤工舎の小川棟梁が、奈良の古寺の見所をわかりやすく解説。千三百年前の人々は、ろくな道具もない中で、どんな工夫・苦労を重ね、寺を建てたのか?どこを見れば、それがわかるのか。造る人だからこそ語れる、画期的ガイド。

感想・レビュー・書評

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  • 法隆寺や東大寺の凄さ、楽しみ方を、宮大工の視点から語っていただく本。その道のプロによる解説は非常に興味深い。
    五重の塔などの中心に位置する心柱は、塔の構造からすると、塔を支えてる訳ではなく、塔の天井の飾りを支えるのみ。心柱に支えられたら、時間とともに塔が歪む。何だか人間界でも見る光景やわ。

  • 新書文庫

  • 宮大工の言葉は深いな

  • 法隆寺最後の棟梁、西岡氏の弟子だった、小川三夫氏と歩く奈良の古寺。

    宮大工の目で見ると、全然違った景色が見えてくる。見る人によってこんなにも視点が違うのか…と面白い。

    次に行く時に見たいポイントを頭に思い浮かべながら、昔の宮大工の知恵と技術に思いを馳せる、そんな一冊。

  • 12/09/23 奈良の寺の建築がよくわかる。

  • 作る人が書いた奈良の寺
    これを見て行くとお寺の見方が変わります

  •  「木のいのち木のこころ」の小川さんの本なので読んでみた。
     なるほど、やはり木や組み方などでこんなことが判るんだと感心。実際に建てた人達との対話を読んでいるようだ。
     面白かったのだが、寺の構成物の名前が良く判らなかったので、その辺りの用語をまとめて説明してくれるページがあれば良かった。

  • 法隆寺を建築をテーマにガイドするならこの本がオススメと知人から紹介された本

  • 奈良旅行にハンドブックがわりに持参。唐招提寺、薬師寺ではかなり役立った。

  • 20101130 又、奈良に行きたくなった。

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