子育て後に「何もない私」にならない30のルール

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 29
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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163913001

作品紹介・あらすじ

「子育て」と「仕事」、どっちが大切? 完璧なママでいながら、きっちり働くことを求められる令和の女性のための、生き方指南。

感想・レビュー・書評

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  • ★自分にとっての正解を決める

    ママが精神的、肉体的に楽になるにはどうすればいいか?それは自分にとっての正解を決めること!自分のものさしをもつこと!!とても共感できます。子育て情報や外野の声がありすぎて「こうすればもっとうまくいったかも」と思い始めるときりがありません。困ったときにネット検索ループにはまったことありませんか?(わたしはしょっちゅうあります)
    自分のものさしをもつことはママじゃなくてもこれから生きていくためには女性がもつべき心がけかなと感じています。本書ではママ・妻・女性に向けて「女性はもっと自立していこう」という力強いメッセージを感じました。
    本書で提案されるルールはどれもうなづけるものばかりで気持ちをラクにしたいママにおすすめです

    本書は女性にあてた本のため男性が読むには向かないかなと思いました。

    わたしが好きな本「子どもが伸びる がんばらない子育て」に通じるところが多くあり共感できた本
    こちらは漫画なので気軽に読めるよ!やらない勇気をもつことって大事です★

  • ボーク重子さん新刊『子育て後に「何もない私」にならない30のルール』発売記念インスタライブ開催 | ニコニコニュース
    https://news.nicovideo.jp/watch/nw8609589

    『子育て後に「何もない私」にならない30のルール』ボーク重子 | 単行本 - 文藝春秋BOOKS
    https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163913001

  • 途中泣きそうになった。
    現在育休中。流産を繰り返してやっと授かった子どものこと、2人目の妊活・妊娠を考えて、約3年分育休をとった。
    育児中心の生活はしんどいけど楽しい。しかし、4月から復帰するママ友が多く、社会から切り離されてしまったように感じる。
    「これでいいのだろうか。」と考えることが多くなってきたところで、この本に出会った。

    不安は消えない。でも、今の自分を少しだけ肯定することかできた。頑張ろう。また読みたいなと思える本だった。

  • ルールという言葉に縛られない、、、という内容。
    なのに。少し矛盾した題名。
    ですが、よき母という幻想に縛られず、『自分は自分が幸せにする』をテーマに、夫との関係を長く続く人生共同体として成長させるための、声かけや話し合い、目標に向かっての小さなテーマを見つけ、向かうやり方の『一つ』

  • S図書館
    もっと早く読みたかった
    本当に再起動は難しい

  • タイトルにグサリと心を突かれて手に取った1冊。
    タイトルだけでなく内容も、私の心のモヤモヤを、実に直球で言い表してくれていました。

    1番響いたのは、「ごめんね、で子育てするのではなく、ありがとう、で子育てをする」ということ。それは子供の自己肯定感の為にも必要であると。
    仰る通り。でも、こんなママでごめん、と、1日何回思ったり言ったりしていることか。今ではその度に、「ごめんじゃない、ありがとうだ」と繰り返し自分に言い聞かせています。 

    ポジティブに考える為の、心の在り方が書いてあります。
    タイトルに少しでも心がザワついたら、ぜひ読んでみて下さい。

  • この本を出版してくださったことに感謝申し上げたい。
    しばらくバイブルにします。

  • 素敵な文章を書く方だな、と第一印象。
    内容は子育て中のメンタルや夫・ママ友との関係、経済的自立に関することなど幅広いもので、勉強になった。

    「わかる〜!」と思うことが多く、自分を認める育児、『ママにはママの人生がある』育児をしていきたいと思う本だった。
    キャリアについての考察は必ずしも著者と同意見ではないが、人生100年時代の中、女性だけがキャリアを諦めるというのはたしかにナンセンスだと思う。
    人生にはいい波を見送る時もあるーーー。
    忘れないでおきたい。

  • 働くことの意義。経済的自立。仕事の話を子供にすること。
    夫を最大の協力者にする。やることに完璧を求めない。できていないことをやってしまわない。
    育児中は波に乗れない時もあるが、見送る時だと理解し、少しずつでも前進する。次に波が来た時に備える。
    全てを与えることが良い子育てではない。与えられないことを説明し、我慢も覚えさせる

  • 前半は「良い母、妻でなくても良い」的な話で流し読み。どこかで聞いたことあるような…
    後半の親子の関係性の話は覚えておきたい内容。

    タイトルの「何もない私」にならない為に、つまるところ、自分軸をもとうね!という、まぁそりゃそうですよねーという結論でした。今となっては真新しいことも有益なアドバイスも得られなかったけど、最初の育休後辺りに読んでたらかなり響いたかも。

    (以下メモ)
    ・子どもに「子ども用」の話をするだけではなく、自分の話(仕事の話やその日の出来事、嬉しかった事など)をすることが、「目の前のママ」だけでなく、「別の世界のあなた」への意識に繋がる

    ・自分の失敗体験をどんどん話すこと、これは最高の教育機会。

    ・子どもの人生を生きるのは子ども。幸せになろうが不幸せになろうが責任を取るのは子ども自身。親の願うような人生を送ることは子どもの役目ではない。

    ・SMARTゴール
    3ヶ月後に達成できるような小さい目標を確実にクリアしていく。どんどん成功を集めていくことが重要。

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著者プロフィール

Shigeko Bork BYBS Coaching LLC代表。ICF(国際コーチング連盟)会員ライフコーチ。アートコンサルタント。福島県生まれ。30歳目前に単独渡英し、美術系の大学院サザビーズ・インスティテュート・オブ・アートに入学、現代美術史の修士号を取得する。フランス語習得のための留学中、のちに夫となるアメリカ人と出会い1998年に渡米、結婚し娘を出産する。「どんなときも自分らしく強くしなやかに生きていく力を」という願いのもと、ワシントンDCで育児をスタート。非認知能力育児に出会い、研究・調査・実践を重ね、自身の育児に活用。娘・スカイが18歳のときに「全米最優秀女子高生The Distinguished Young Women of America」に選ばれる。子育てと同時に自身のライフワークであるアート業界のキャリアも構築、2004年にはアジア現代アートギャラリーをオープン。2006年アートを通じての社会貢献を評価され「ワシントンの美しい25人」に選ばれた。現在は、セカンドライフをライフコーチとして、全米・日本各地で子育てやママに向けたコーチングを展開中。

「2022年 『しなさいと言わない子育て』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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