大谷翔平 野球翔年 I 日本編2013-2018

著者 :
  • 文藝春秋
3.88
  • (5)
  • (7)
  • (1)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 79
感想 : 9
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (311ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163908168

作品紹介・あらすじ

【メジャーリーグで活躍する二刀流・大谷翔平の原点がここにある】開幕直後から、エンゼルスで投打に大活躍をする大谷翔平のプロ野球での5年間の軌跡とメジャーリーグでの可能性を本人の肉声とともに綴る。プロでは”不可能””非常識”と言われた二刀流に挑み、投打ともに驚異のレベルで進化し続け、結果を残せたのはなぜか。その理由は技術・体力はもちろんのこと、大谷翔平独自の思考法や”可能性”を信じ続けることができる信念の強さにあった。高校卒業後にメジャー挑戦を公言しながらも、日本ハム入団を決めた経緯や、ベーブルース以来となる「10勝10本塁打」の快挙、二刀流で最多勝の衝撃の裏側が5年間の定点観測と大谷本人の言葉により立体的に浮かび上がる。/////////////////////////////////////////////////////////////■大谷翔平 野球翔年 I 2013-2018【プロローグ】前例なき挑戦への第一歩【2013年 ルーキーイヤー】◇高校No1投手の選択「急がばまわれ」◇100年に一度の道なき挑戦◇「僕がどういう選手になるかというのは自分で決めること」【2014年 2ケタ勝利、2ケタ本塁打】◇「自分の球を投げればそれでいい」◇「バッターの僕には笑顔も余裕もある」◇「162kmより156kmのほうがいい」【2015年 二刀流で最多勝】◇「オトナの僕と、コドモの僕と」◇「脱力、笑顔、オートマ仕様」◇エースとしての「権利と義務」【2016年 165kmの衝撃】◇「まだ21歳、もう4年目」◇「僕の想像を超えたシーズン」◇「二刀流が救ってくれた」【2017年 故障と試練の先に】◇「どこまで打つのか、いつ投げるのか」◇「今年もうまくなれた」◇何か、エンゼルスに縁みたいなものを感じて【2018年 夢への序章】◇「何かとんでもないものを見てみたい」◇「僕はまだ何も変えていない」【エピローグ】ど真ん中にあるのは”世界一の選手”

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 大谷くんが益々好きになる。
    大谷くんを見て毎度思うのは、これほどの抜きん出た才能を持っているのに驕りが全く見られず人間性も素晴らしいなあ…ということ。
    ご両親もそうだし少年野球時代や高校時代のコーチや監督、そして日ハムという球団との出会い、様々な縁が彼を今の彼にまで育て上げたのだと思う。もちろん本人のずば抜けた素質とひたむきな努力、そして野球へのシンプルな愛も大きいが。

    野球以外でも大谷くんの考え方や言葉は本当に勉強になる。
    唸らされる、なんて出きた人間なんだと。そのくせ、やんちゃな面もあって愛らしい。顔もかわいいし日ハムとかいう良くも悪くも自由な球団に入ったにも関わらず周りに流されてチャラチャラしたり髪染めたりだらけたりもせずに自分を貫いてるのが本当に立派。

    あと、大谷くんのオトナの定義が素晴らしい。
    自分に制限をかけることができる、ということ。楽しいことより正しいことを、何が正しいのかを考えて行動できる人がオトナだと。
    人生何周目?というくらい本当によく出きた子だ…

    これからも応援したいし、生で見たいな。

  • 日ハム入団からエンゼルス入団までの大谷翔平選手の軌跡。
    10代とは思えない思考や、栗山監督との駆け引きが面白い。日ハムでの5年間は必要な期間だったと思うし、壊さないように大切に大切に育ててくれた日ハムに感謝。

  • 大谷翔平、この青年から目が離せない、語弊があるかもしれませんが興味が尽きません。
    また誤解を恐れずに言うならば、すべてが知りたい・・・
    まあ、ちょっと大げさですけれど、本当にそれぐらい引き付ける力を感じます。
    しかし悲しいかな、私は日本にいた大谷は全くのノーマークでした。高校時代も、プロになってからも。
    で、やっぱり知りたいなと。
    この本は大谷の日本時代、2013年から2018年まで、日本ハムファイターズに在籍していた記録です。

    高校を卒業したらメジャーでやりたい。強い意志を持っていた大谷の決意を日ハムの首脳陣はどうやって翻させたのか。そして入団してからの育て方、等々。
    やはり興味深い。
    大谷は何を目指すのか、どこへ到達したいのか、最後に見る景色は何なのか・・・
    ますます楽しみです。

  • 積読本がありすぎて読めていなかったけど、大谷選手の夢のような活躍を見てしっかり読みたいなと思い、読書スタート。

    文中の
    二刀流の日本男児がメジャーの常識を覆す日は、そう遠くはないー。
    という言葉。まさに今、現在進行形で見れている幸せ。

    途中で手放す。

  • 図書館がおくる、「クラブ・サークル向けおすすめ図書」

    クラブ・サークル名 野球部

    請求記号:783.7/Is/1
    所蔵館 2号館図書館

  • 昼休みにしか読まないと決めてようやく読了。送っていただいて9カ月もかかりました。すいません。同時期に関連書籍はいろいろ出たけど、定点観測で継続的に取材したものをまとめるという他にはない良さが出てると思う。結構関わったという贔屓目はあるんだろうけど。知らないことばかりになる第2弾はいつ出るかな。

  • 「先入観が可能を不可能にする」という考えを持っているからこそ、誰もやり遂げたことのない二刀流に挑戦し続ける大谷選手は本当にかっこいいと感じた。また、「期待は応えるものではなく超えるもの」という考えも心の底から凄いと感銘をうけた。この本は、そんな大谷選手の思考法を垣間見ることができる本だった。

  • 大谷翔平の日ハム入団からMLBのエンジェルス入団後までを丹念に追った一冊。

    これを読むと、大谷が単に素質だけで野球をやってるわけではなく、常に高い目標をもって野球をやってることがよくわかった。

  • 【“野球翔年”大谷翔平の五年間の軌跡】メジャーリーグに挑戦する二刀流・大谷翔平が誕生するまでの五年間の軌跡。本人の肉声とともに、独自の思考法が浮かび上がる!

全9件中 1 - 9件を表示

石田雄太の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×