- Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163907796
作品紹介・あらすじ
◎これなくして人類はいきられない!◎・「おっぱい」には謙虚であらねばならない――。浮世絵からマリリン・モンローまで「入門編」「実技編」「応用編」を論じたショージ的「おっぱい入門」。・タオルのやわらかさと安らぎ感が好きすぎて、タオルを目にするたびにタオルに向かって小さく「好き!」と呟いてしまう、皮膚感覚についてのエッセイ「タオルっていいな」。・「カラマーゾフの兄弟」に挑戦しようとするもたった15行でノックダウン……なのになぜ、宇野鴻一郎のエロ小説はスラスラッと読めるのか!?ショージくんの読書論「読書の秋、ガスコン兵の夜」など――。爆笑必至のショージ節エッセイに加え、中野翠さんとの豪華対談「恥ずかしい、都の西北」も収録!〈目次〉・オッパイ入門・欠伸のすすめ・タオルっていいな・サバイバルナイフを買う・アリに学ぼう、サラリーマン・遠ざかる青春・「せこい」の研究・寂しいのはお好き?・辞書をいじめる・読書の秋、ガスコン兵の夜・俳句入門、目刺し篇・寿司ってるぞ、ニッポン・挨拶は必要か・忖度がいっぱい・豪華列車のビンボー感?・恥ずかしい、都の西北(特別対談 東海林さだお×中野翠)
感想・レビュー・書評
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オール讀賣「男の分別学」を改題~(エッセイですから)~「おっぱい入門」は最初の話のタイトルで、他は別の題材
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忖度がいっぱい、そして、おっぱい。SEXこそ忖度の行きつくところ。まぐわう最中、双方は相手の心中を推し量る。自分はこのように励んでいるが相手は満足しているのだろうか。穏やかな探り合いから静かに激しく相手の反応をみる。性交には全域にわたって忖度の美風、徳目がいきわたっている。純粋な誠意と誠実、それに応える純粋な歓喜と喜悦、これこそが忖度の本来の姿。おっぱいから忖度まで様々な事柄の真実というものを東海林一流の哲学で、おっぱいのように柔らかに易しく説いてくれる。
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オッパイ学について一晩中語り合いたい。
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<笑>
のっから"もみしだく"などのおっぱい入門から突入するので、こりゃ全編がおっぱい入門なのか! と期待して読み進めると少し拍子が抜ける(笑)。でもその後も全編おもしろエッセイが一杯でして、みなさん読んで大いに笑いましょう。 -
【これなくして人類は生きられない】謙虚にオッパイに向き合った表題作から、タオルへの「好き」が溢れ出た「タオルっていいな」まで。爆笑必至のショージ節エッセイ。