- Amazon.co.jp ・本 (495ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163905402
感想・レビュー・書評
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ええええええええ!なんかキャサリン・ダンスシリーズこれが最終巻みたい
そりゃないよ!あ、でもめちゃめちゃハッピーエンドだったからいいか
うんそうよそうなのよミステリーも二転三転、ロマンスも二転三転、家族の問題も二転三転
Σ(゚Д゚)
合計十五転ってことか!(そういうことでない)
それにしても男の引き際が格好良すぎて
泣けた!
それにしても文藝春秋社よ…
「ニ度読み必至、読者に背負投げを食わせる好評シリーズ第四弾!」て…背負投げて…他にもなんかあったやろ…巴投げとか(変わらんわ!)詳細をみるコメント12件をすべて表示-
ひまわりめろんさん片岡鶴太郎「こんどぉ〜です(パサァ)」片岡鶴太郎「こんどぉ〜です(パサァ)」2024/02/11
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土瓶さんそら「柔道一直線」やなぁ。そら「柔道一直線」やなぁ。2024/02/11
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みんみんさん桜木健一は何⁇桜木健一は何⁇2024/02/11
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キャサリン・ダンスのシリーズも4作目。
「スリーピング・ドール」「ロードサイド・クロス」「シャドウ・ストーカー」に次ぐ作品です(タイトル忘れたので~調べました)。
大人の女性の人生模様が描かれていてリンカーン・ライムものとは一味違いますが、そこはやはりジェフリー・ディーヴァー。
どんでん返しでも楽しませてくれます。
人の動作や表情で本心を読み取るキネシクスの天才、キャサリン・ダンス。
人間嘘発見器のはずが、思わぬミスをしてしまい、拳銃も持てない民事担当に左遷されることに。
事故の後調査に出向いたところ‥
会場で火事が発生して群衆が非常口へと向かいパニックになり将棋倒しになった事件。
じつは仕組まれたものだった‥
自らは手をくださず人を動かす犯人とは、どんな人物なのか?
未亡人のダンスには今では恋人もいるのだが、仕事仲間で信頼している刑事マイケル・オニールと、実はタイミングがかけちがっていたという。
しかも、素直に育っていたはずの息子のウェスに不審な行動があり、何か事件に関わっている‥?
視点を変えて描かれる出来事に、ハラハラ。
‥な、なぁるほど?
う、う~~ん♪
面白く読めました! -
いやぁ、ジェフリー・ディーヴァー、いつもながらにやってくれます。
イキナリ冒頭で、キャサリン・ダンスが民事部に異動になってしまい、捜査したくても操作できない立場に追い込まれてしまうのですが、なんとなんと、どんでん返しもいいところで、思いっきり天地がひっくり返って、事件を解決に導きます。読者をだます、前提が覆るというのは、ミステリーとしては如何なものかと思いますが、読み物としては非常に面白いです。
それと、リンカーン・ライムシリーズしかり、キャサリン・ダンスシリーズしかり、日常生活でありそうな出来事や物を事件の『凶器』にしてしまうのですね。この作品の場合は、群衆ですが、人ごみに行くのが怖くなりました(苦笑) -
キャサリン・ダンスシリーズ。容疑者の嘘を見抜けず、みすみす逃走させてしまったせいで左遷されたキャサリン。それでも内密に捜査に関わり続け、犯人を追う彼女の活躍にははらはらさせられます。
そして同時に、群集心理を操りパニックを凶器とする恐るべき犯人も追うことに。こっちもこっちではらはらどきどき。さらにキャサリンの子供たちや、マイケルやジョンとの微妙な関係にも危惧すべきことが次々浮上したりして。どこをとってもこれからどうなる! と展開から目が離せません。
でも今回の「未詳」、特に素性に隠された何かがあるわけでもないし。その目的もそれほど意外というわけでもなく。いつもほどの「どんでん返し」が物足りないような……と思っていましたが。
そこかいっ!!!
うわー、これはやられた。まさかそこで仕掛けられていただなんて。完全敗北、今回もまんまと騙されました。そしてすべての事柄に、読後感はすっきりです -
これぞエンターテインメント! 楽しませてくれますねえ。今年のディーヴァーはキャサリン・ダンスもの。今回は、ダンスがキネシクスを駆使する姿はあまり出てこない。その代わり…、いやこれ以上はやめておこう。うーん、そう来ましたか!ともう一度読み返したくなること必至。逆手にとる、とはこのことだなあ。
前作の最後で、あらら、どうするの?と思ったダンスのプライベートもたっぷり出てきて、これがまた…、いやいやこれもやめておく。あれもこれも、ツイストに次ぐツイスト。え?と思わせたり、ハラハラさせたり、でも最後は「あ~おもしろかった!」と本を閉じることができる、信頼のディーバー印なのだった。 -
二度読み必至❗️
と書いてあった通り、今私は2度目を飛ばし読みしています。
ラストまで読むと、読み返したくなるのだわぁ。あ〜、面白い‼️
尋問の天才、キャサリン・ダンス・シリーズの4作目です。
私は2作目を飛ばしてしまってますが、これで、1、3、4、と読了。
なんだか、勝手にキャサリンにはシンパシーを感じていて(勝手にです)
キネシクスという心理的な武器を使う捜査官としての有能さと、父親を亡くし難しい年頃になっている子供たちを思う丁寧さ、同僚や男友達とのことに悩む女性としての率直さ。孤独や悲しみを感じても、捜査のためには、それを頭から払い除け頑張る姿は、素直に魅力的です。
それにしても、今作で、なんといっても怖かったのは『パニックのさなかにある群衆心理』と、それをわざと起こさせる犯罪者!こんな形での、パニックを武器とする犯罪小説って、私は初めて読んだ気がします。
ー 集団になると人は別の生き物に変わる。
ー 人々は恐怖から理性を失った獣の群れと化していた。自分が助かることしか考えない。
実際に世の中ではたくさん起きている事件なのでしょうね…。
しかしその、パニックのきっかけを巧みに作る手口。それがものすごく怖いと思いながら読みました。
アナと雪の女王や、デスノートのコミックの話題が出たのが、ちょっと身近に感じました。
『let it go 気にしない』と訳してあったのが良かったな。キャサリンが時々呟いていました。 -
ダンスより
ライムのほうが好きかな
面白かったけど -
冒頭からパニックで人々が圧死する凄惨な描写が続きます。ディーヴァー作品にも関わらず読み進めるのに躊躇するのは初めて。でも、やはり裏切られませんでした。というか、やはり裏切られました。凄惨な描写にも、ダンスの左遷にも、ウェスの行動にも、全てに意味がありました。大小合わせて5つ以上のどんでん返しに、文字通り二度読み必至です。ディーヴァー恐るべし。