- Amazon.co.jp ・本 (157ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163904153
作品紹介・あらすじ
緊急出版!小泉純一郎はいま、どんなことを考えているのか?政界引退後もなお、その記憶が語り継がれ、人気の衰えも知らぬ元総理。総理官邸を後にして10年、初めてロングインタビューに応じ、ノンフィクションライターと向かい合った4時間半。安倍政権、野党再編、原発ゼロ、闘争の作法、盟友との決別、息子・孝太郎と進次郎、我が「余生」……。「小泉純一郎にオフレコなし」一年生議員の頃から永田町界隈の記者たちの間でそう謳われただけあって、ロマンスグレーの男はざっくばらんに語った。小泉純一郎は過去をどう総括し、どんなニッポンの未来を構想しているのだろうか──。日本政治史の定説を覆す豪放直言四時間半!例えば……●「原発は安全、安い、クリーン。これ全部ウソだ」●「選挙に弱い政治家は圧力に弱いんだよ」●「酒と女は二ゴウまでって(笑)」●「小沢一郎は橋本龍太郎より面白かったな」●「俺なら原発ゼロを総選挙の争点にする」●「安倍さんは全部強引、先急いでいるね」●「議員やめてから靖国に一度も行ってないよ」●「自民党は総理に何言おうが自由だった」●「進次郎の結婚は四十過ぎでいいよ」●「政界っていうのは敵味方がすぐ変わるんだよ」●「『女性遍歴を書いてください』って言われる(笑)」(目次より)角福戦争、郵政民営化、靖国参拝、抵抗勢力との暗闘などの〈真実〉に至るまで、本人の口から初めて明かされる。これまで誰も挑もうとしなかった本人取材が実現! 小泉親子の機微を知るノンフィクションライター・常井健一による闊達にして入念、時に抱腹絶倒のインタビューと、3か月間にわたる渾身の密着ルポから炙り出される人脈と知恵、「最終決戦」の戦略から〈小泉純一郎のいま〉がわかる。
感想・レビュー・書評
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東2法経図・6F開架:312.1A/Ko38k//K
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・なんで読んだか?
政治への興味関心
・つぎはどうする?
小泉進次郎さんの本も読んでみたい
・めも
自民党を動かせばすべてが動く、みたいな箇所が印象的だった。二大政党にするにしても、自民党から出た人がつくらないといけないというのも。与党であるかないか、その違いが大きすぎて、野党はずっと野党なのかもしれない。 -
「即時、原発ゼロ」を訴えているというが、時の首相には直接の働きかけはしない、となると、どのようにして実現しようと考えているのか疑問に感じた。
現在の首相が原発ゼロを宣言すればよい、電力自由化で、国民が原発以外の電力を選べばよい、というが、どちらも道のりが遠そうである。
議員は引退しているものの、政治家である以上は、自信の考えを何らかの形で実現したいと考えていると思うが、本当のところはどうなのか。この本だけでは読み取れなかった。 -
読み終わった
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以前、文藝春秋に掲載されていた著者による単独インタビューの記事に加筆したものを加えて出版したもの。小泉純一郎の話し口調が、〜ねぇんだよ、ひでぇこと、などの口調もそのままに記載されており、本人の人柄が垣間見えるのが面白い。文藝春秋での記事が掲載された当時は、小泉が原発反対の立場で各地で講演を精力的に行なっていたタイミングだったため、話の大半はその話題となっている。色々と、政治世界での原子力発電についての実情が語られているが、驚いたのは、民主党は、電力総連から支援を受けているので、原発反対とは言えない、という事である。
件の、加筆の部分については、著者の小泉純一郎感が記されているが、インタビューの中で、小泉は、決して他人を吊るし上げたり悪口を言ったりすることはなかったという。流石である。 -
以前、文藝春秋に掲載されていた著者による単独インタビューの記事に加筆したものを加えて出版したもの。小泉純一郎の話し口調が、〜ねぇんだよ、ひでぇこと、などの口調もそのままに記載されており、本人の人柄が垣間見えるのが面白い。文藝春秋での記事が掲載された当時は、小泉が原発反対の立場で各地で講演を精力的に行なっていたタイミングだったため、話の大半はその話題となっている。色々と、政治世界での原子力発電についての実情が語られているが、驚いたのは、民主党は、電力総連から支援を受けているので、原発反対とは言えない、という事である。
件の、加筆の部分については、著者の小泉純一郎感が記されているが、インタビューの中で、小泉は、決して他人を吊るし上げたり悪口を言ったりすることはなかったという。流石である。 -
小泉純一郎の功罪は多々論じられるが、まだ10年じゃその評価は確定していないところなんだろう。
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政治家も役人も断るより受け入れる方がラク。だから財政削減より増税になる。講演は聴きに来てくれる人に話すからラク。むしろ話を脱線して楽しませる。街頭演説は立ち止まらせなくてはいけないから、強調したいことは何度でもいう。断るより受け入れる方がラクとは職場でも良く起きることだよなと思いました。講演の場と、呼びかけて話を聞いてもらう場との話し方の違いもなるほどなと思うところがあって、記憶にとどめておこうと思いました。