- Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163694207
感想・レビュー・書評
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基本的には如何に現代の日本が不当な扱いを受けているかという内容です。
戦勝国の裁判、極東国際軍事裁判(東京裁判)史観に縛られているかという
ことは前にも、どこかで書きましたが今回は更に中国共産党に関しての扱い
が非常に大きかったですね。
日本だけでなく、ヨーロッパやアメリカの政府首脳にまで共産党(ソ連、中国
の)の意思が入っているかということにまで言及されており、そら恐ろしくも
なりました。
日本は国民レベルでも極端に歴史に関心の薄い国だと思います。
それは、結局は政治家にまで反映されているのかもしれません。
政治が変わる前にやっぱり国民が変わらなきゃいけないんじゃないか、とも思
いますが…
まずは現状を見据える目を育てるためにも過去を振り返り冷静に判断する
力を持たなくちゃいけないんだ、と痛感させられた書でした。それが歴史力
なのかもしれません。
しかし…
知らないことが多すぎて半分も頭に残っていないんじゃないか。
とにかく知らない人名、組織名、事件が次から次へ…勉強不足でした。
でも基本は対談形式なので読みやすいと思いますよ。
是非、一度手に取ってください!!
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歴史認識というのは客観的事実の積み重ねというより、同解釈しているかというモノの見方だ。
だから教科書(つまりは政府の政治的配慮が入った観点)だけではなく、隣国から見た観点、当時の観点など様々な視座を持つことが肝要だ。
つまりそれが「歴史力」というものだ。 -
ほとんど昭和史を習っていない私には、驚きの連続でした。時事放談で時々耳にしたコミンテルンなるもの、実際の話だったんですね。
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インテリジェンス、歴史力、強い姿勢、これが外交には必要だ。
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その通り!歴史力つけないと日本の新たな輝きにはたどり着けない!
佐々さんが出てきて朝日新聞一家に育ったとは興味深い。友房先生も何かの本でみたな。 -
共産圏(ソ連、中国、北朝鮮等)の工作によっていかに反日、自虐史観、左翼的思想が日本や世界に刷り込まれてきたかがよくわかる。
これはタブーに突っ込んだ歴史の闇に隠されていた真実を突き詰めた本です。
朝日新聞の偏向報道や、いまだに教科書では中国賛美で日本の自虐史観を教えている。
最近こそ是正しなければという勇気ある人物たちが現れてきたが、各分野の中枢には左翼スパイとも呼べる輩が牛耳り、本当の真実は報道されない。まさに中国賛美の可笑しな人が多い。誰もが必ず気付き矛盾に突き当たるテーマである。
彼ら(右翼)に根気よく事実を突き詰めて説明しても、自分の不利になったとたんに怒り、ヒステリックに同じ事を繰り返し罵倒主張するだけの、洗脳された人特有の反応が返ってくる。
さすがに矛盾をはらんだ共産洗脳活動は終わっている事がよく分かる。
また、現在日本の一般紙でも、日本企業が中国に進出してからどんなに悲惨な事になっているかさえも報道しない事は、言論の自由無き不幸である。
これから共産圏に海外展開を考えている方には是非読んでもらいたい。
それが今出来る最大の自己防衛の入り口になってくれるはず!
そして、いつか本当の真実が解き明かされる日を望むばかり。 -
【推薦文】
正しき歴史認識が混迷する祖国日本を救う。
(推薦者:知能システム科学専攻 M1)
【配架場所】
すずかけ台 :分館3F 一般図書 210.7/Sa -
図書館の本
自国の歴史、つまり、成り立ちを知らないと言うのは罪なのだと改めて。
慰安婦、南京大虐殺は小林よしのりの本(漫画か?)で勉強してきたのでなんとなぁくわかっていたことの裏づけになりましたし、二次大戦、原爆、東京裁判は知識が増えました。
朝日新聞と冷戦は知らなかったことだらけ。どうして民主主義の国で共産主義の国を擁護するのか本当に理解しがたい。。。。
新聞も信じちゃいけないのねぇ。。。。 -
呪縛が解けたと思ったらそれは立ち位置が左から右へ移ったからそう見えただけだった.というもの.根拠になっている史料の妥当性が疑われたり,或いは相反する資料が出て来たりした時にどうするのかなぁ.
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特に中国との現況・近代史検証を通して、歴史認識再構築と、外交政策の警鐘を乱打