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- Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
- / ISBN・EAN: 9784163010809
感想・レビュー・書評
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高校生のころこれを読んだ時の気分の沈みようといったらなかった。
「昔は良かった」「家族・親族・ご近所の絆があった」とかの懐古節も、戦時の極限状況では吹っ飛ばされる。
「死児を育てる」が重くのしかかる話だった。主人公が見た蔵の中の光景が、頭から離れなかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
映画を見て泣いている場合ではない。
原作は淡々と、現実味を帯びている。泣くよりも先に、戦争という無残な歴史の空しさを、二人の兄妹を通して思い知る。 -
野坂昭如は文体が好きです。「火垂るの墓」以外に「プアボーイ」もお勧めしたい。
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まだ読み終わってませんが、野坂さんの独特の文体が気に入っています。ジブリの「火垂るの墓」の原作が含まれています。「火垂るの墓」は別物のような雰囲気ですが、読みながら、シーンが思い出され補完され、短い話ですが印象に強く残ります。
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野坂さんと言えば「火垂るの墓」ですねー。アニメとは別のお話として読みましょう。個人的には「アメリカひじき」の主人公の無意識の「媚び」がグッときます。
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