LIFE DESIGN(ライフデザイン)――スタンフォード式 最高の人生設計

  • 早川書房
3.85
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本棚登録 : 548
感想 : 38
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784152097088

作品紹介・あらすじ

「仕事だけの人生に疲れた」「もっといい仕事があるはず」「自分が頑張れる仕事が見つからない」。人生を行きづまらせるこんな悩みを抱えたとき、このメソッドが役に立つ。スタンフォード大学で悩める受講者の人生を前に進めてきた奇跡の講義、待望の書籍化!

感想・レビュー・書評

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  • 【感想】
    人生を何度も何度もデザインし直して行く、デザイン思考がこの本のテーマ。
    「将来何になる!」と確定せずに、その時々で立ち止まって修正していくことは確かに大切だと思う。
    固執せずにバージョンアップすることと、その柔軟性はこれからの世の中でMUSTだもんなぁ。
    「仕事観」と「人生観」の両面からPDCAをまわしていかないといけないなぁ。

    回遊魚のように、立ち止まらずPDCAをまわすことは確かに大切だが、それって結局疲労困憊になって潰れてしまうのではないかなと、最近不安になる。
    今はまだ大丈夫だけど、バージョンアップし続けて一生泳ぎ続けるのって大変すぎる・・・・
    やっぱりどこかでのんびりしたいし、最終的に成功してゆっくり過ごしたいからなぁ。

    本のテーマ自体は良いものだと思ったが、内容は蛇足が多すぎて正直読むに耐えなかった・・・
    終始色んな人の不幸エピソードばかりで、内容が薄かった気がする。

    とりあえず、考え続けること、改善し続けることは絶えないようにがんばろう。


    【内容まとめ】
    1.誰もが人生や仕事、この世に生きる意味や目的について自問している。
    人生を上手く設計して行く、「デザイン思考」が本書のテーマ!

    2.「将来何になりたいのか?」=「将来どういう人間へと成長したいのか?」
    人生は成長と変化だ。道中で一回一回立ち止まって、無数の疑問に答えないといけない。
    どんどん疑問を掲げ、いまだ存在しないものをデザインして行く事が人生なのだと理解すれば、あなたの人生は今まで想像もできなかったほどキラキラと火花を散らし始める。

    3.人生は波乱万丈。
    一歩進んで二歩下がるの繰り返しだ。
    間違いは犯すし、せっかく作ったプロトコルは無駄になる。
    プロセスの大事な点は、最初に思いついたアイデアや解決策を「断ち切る」勇気を持つことだ。



    【引用】
    誰もが人生や仕事、この世に生きる意味や目的について自問している。

    デザイン思考が人生にもたらすメリット
    デザインは、素晴らしい人生をつくるのにも役立つ!


    ・幸せな人生をどうやって作る?
    ブレインストーミングを行い、試行錯誤をしながら、正解が見つかるまで前進の道を築いて行く必要がある。

    人生を上手く設計して行く、「デザイン思考」が本書のテーマ!


    デザイナーになって、今以上に、そして未だ存在しないような素晴らしい人生を設計しよう!

    デザイナーは、前進する道を「考える」のではなく「築く」のだ!
    好奇心と想像力で、あなた自身のライフデザインの難問に挑む!


    p28
    「人生を完璧に計画するのは不可能!人生にそもそも唯一の正解なんてない。だからこそ、人生は面白い!」
    人生のデザインは決して一通りではない。
    人生はモノではなく体験だ。
    その体験を自分でデザインして楽しむことが、生きる楽しみと言える。


    p28
    「将来何になりたいのか?」=「将来どういう人間へと成長したいのか?」
    人生は成長と変化だ。道中で一回一回立ち止まって、無数の疑問に答えないといけない。

    デザイナーのように考え、どんどん疑問を掲げ、いまだ存在しないものをデザインして行く事が人生なのだと理解すれば、あなたの人生は今まで想像もできなかったほどキラキラと火花を散らし始める。


    p35
    ・5つのマインドセット
    ①興味を持つ(好奇心)
    ②とにかくやってみる(行動主義)
    ③問題を別の視点で捉え直す(視点の転換)
    ④人生はプロセスと理解する(認識)
    ⑤助けを借りる(過激なコラボレーション)


    p36
    人生は波乱万丈。
    一歩進んで二歩下がるの繰り返しだ。
    間違いは犯すし、せっかく作ったプロトコルは無駄になる。
    プロセスの大事な点は、最初に思いついたアイデアや解決策を「断ち切る」勇気を持つことだ。

    目的地の事なんか一旦忘れて、旅のプロセスに集中し、「今」を楽しんで「次」に目を向けよう!


    p40
    どういう人生デザインが理想的?
    ・あなたの人間性
    ・あなたの考え方
    ・あなたの行動
    →これらがスロットマシンのようにピッタリ揃う人生デザインが1番!!


    第1章
    『現在地を知る』
    だれも自分の問題を分かっていない。
    不満、悩み、厄介な問題、行き詰まりなどを前に、ワクワクしよう!!


    p49
    ひとは誰でもそうではないだろうか?
    最初のアイデアに固執してしまい、それがどんなにひどいアイデアでも、手放せなくなってしまうことは?
    きちんと調べもしないで正解が分かっていると思い込んでしまうことは?
    本当に適切な問題と向き合っているのか自問する機会はどれだけあるだろう?

    現実から目を背けてはいけない。人間は現実に抵抗する。全力をかけて必死に現実と闘う。
    そして、人間が現実と闘ったとき、勝つのは100%現実のほうだ。
    現実は出し抜けない。現実は騙せない。現実は自由自在に曲げられない。絶対に。

    →対処不可能な問題にいつまでもこだわることを避ける!!
    →重力問題と向き合う唯一の道は、『受け入れること』しかない!あなたは『現在地』からスタートしなければならない!


    第2章
    『人生のコンパスをつくる』
    なぜ一流の人は正しい方向に進めるのか?


    p70
    『あなたの人生の目的は?』
    考えたり、変な道しるべを作ってそれに従う事で、結局混乱に陥るだけ!
    ブレない自分を作るには、コンパスが必要!
    仕事観と人生観

    【仕事観】
    ・仕事は何のためにある?
    ・なぜあなたは仕事をする?
    ・よい仕事とは何か?

    【人生観】
    ・人生に意味を与えるものは?
    ・人生に生きがいや価値を与えるものは?
    ・あなたの人生は、家族、地域社会、世界とどう関係しているか?
    ・お金、名声、目標達成は満足できる人生とどう関わっているか?
    ・経験、成長、充足感はあなたの人生にとってどれくらい重要か?


    p73
    1番大切なのは『一貫性』
    ・あなたの人間性
    ・あなたの考え方
    ・あなたの行動
    この3つが一直線に結ばれるような人生!



    【仕事観】について考える
    ・なぜ仕事をするのか?
    ・仕事は何のためにあるのか?
    ・あなたにとっての仕事の意味は?
    ・仕事とあなた個人、他の人々、社会との関係は?
    ・良い仕事や価値ある仕事とは?
    ・お金と仕事の関係は?
    ・経験、成長、充足感と仕事の関係は?

    どういう仕事をしたい、ではなく、なぜ仕事をするのかに注目してほしい。


    【人生観】について
    ・あなたはなぜここにいるのか?
    ・人生の意味や目的は?
    ・あなたと他者の関係は?
    ・あなたと家族、国、世界の関係は?
    ・善や悪とはなにか?

  • ライフデザインというよりキャリアデザインに近いが、デザインするためのフローを1から順を追って解説してくれている。キャリアに悩んでる人向けの、とても実用的な本だと思いました。

  • このシリーズは面白い。
    仕事、遊び、健康、そして、愛。どうバランス取るかでライフデザインは変わりますね。

  • 良かった。自分がやりたいことと、その仕事をする上で必要とされていることインタビューして探っていくって、いいなと思った。

  • 仕事観と人生観のベクトルが近い人向け。

  • 人生について、仕事についてデザインすることを薦める指南書。

    マインドセット
    興味を持つ(好奇心)、やってみる(行動主義)、
    視点の転換、人生はプロセスだという理解(認識)、
    助けを借りる(過激なコラボ)

    デザイン思考の範疇外
     重力問題ー対処不可能な問題
          現実を受け入れて実行可能な手段を探す

     

  • ワーク・ライフ・バランスの4つの分野は健康、仕事、遊び、愛。遊びとは、純粋に楽しむためだけの活動を指すと言う。4つのゲージを埋めるんだけど、ちょっとこれ、自分の遊びが異常に少ないかも。純粋に楽しむことだけど考えてみようかな。
    20191010

  • 桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
    https://indus.andrew.ac.jp/opac/book/607841

  • 少し前の本ということもあり、良くある米国流啓発本という印象。懐かしさすら感じました。
    自分がワクワクすることが何かを探すプロセスはヒントになりました。自分の好きなこと、得意なことは意外と自分が分かっていないことも多いと思うので。

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