- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784152094674
作品紹介・あらすじ
衰退しつつある伝統産業に0~6歳向けという新しい市場を作り出した、各メディア大注目の25歳女性起業家によるノンフィクション。恋に落ちるほど好きなものを見つけ、それを仕事にしたい人へ
感想・レビュー・書評
-
筆者が素晴らしい信念と日本の伝統産業に愛着を持っていることはよくわかったが、サクセスストーリーが多すぎるためか本に入り込めなかった。
これが課題図書で押し付けられて読んでいる感じがあったからかもしれない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
志が違う。読むと純真な心を思い出すのかシュンとなります。
-
2月17日に放送された日経プラス10に「和える」の矢島社長が出演されたのを見て、本書を購入しました。本書を読めば、矢島社長が、単なる思い付きで起業して、たまたまヒット商品を生み出した人ではないことが分かります。
テレビを見て、おっとりとした雰囲気と芯の強さを合わせもった方だなぁという印象を持ちましたが、それが本書によく現れています。
この若さにして、「伝統産業×子供」という一見してビジネスとして成立が難しそうな分野で、しっかりとしたビジネスを運営できているのは、学生時代からの徹底した現場主義に基づく経験があるのだろう。本書でも「現場に行かず、机にばかり向かって頭の中だけでアイデアを考えていたら、縮小市場にあえて参入するという選択は、していなかったと思います」(P173)と自己分析がされています。
第5章「和える」流二一世紀の経営スタイルでは、和えるの経営を通して得た知見が一般化されており、今後のビジネスを考える上で非常に参考になります。
この本を読んで、「和える」の商品を子供に使わせることが一層楽しみになりました。 -
起業は出産、
経営は子育て、
その意識は大切だと思った。
絵空事ではない
女性性を大切にした起業と経営を
実践されている。
すべての女性と
そして男性にも読んで頂きたい本。 -
羨ましい今を過ごしている人だなと思った。
この本の著者、矢島さんは、自分は何が好きか、何を大切にしていきたいか、素直な心が出す答えを明確にし、その実行を積み上げてきた人だと思う。
社会人になって、同い年でもどんな生き方をしているかだんだんと差が広がっているように思う。 -
「21世紀の子どもたちに日本の伝統をつなげる」という強い思いを持った女性の体験記。「0~6歳の子どもたちに日本の伝統産業の魅力や確かな技術を伝えていきたい」というコンセプトのもと企業しました。本物とは何か?常識とは何か?ということをもう一度考えさせてくれます。
-
先日講演を聞かせてもらった矢島里佳さんの著書。
講演では何となく成功した「向こう側の人」という印象を強く持ったのだが、これを読むといろいろと背景(それも幼少の頃からの)がここに繋がっているのかと納得できることが多かった。
こちらを読んでから講演を聞かせてもらえば良かった。 -
伝統産業を子供たちへ、というコンセプトで商品開発・製造販売を行っている「和える」の代表、矢島さんの著書。事業の進め方と個人の価値観が完全一致している、こういう生き方ってできるんだと改めて感心する。本質的で正しいことを行っていれば、様々な困難に出会っても支援者が現れて助けてもらえるし、経済的にも自立できるものとなること見せてくれていて、それでいいんだと安心する。課題解決型ではなく、自己実現型、目標達成型のビジネスは、実施する本人がいかにそれが好きか、信じているかにかかっているが、矢島さんは心の底から信じていて微塵も疑っていない。ここが強みなんだろう。
-
仕事への立ち向かい方、情熱、想い、すべてが素晴らしいし、しかも実は、戦略的に考えるところは考えていて、ただ、想いだけで突っ走っているわけではないのもわかります。
50目前の男が26歳の女性に教えられることがたくさんある、というだけでも凄いことです。 こういう若い人が、このままの姿勢で成長し続けていけば、日本はどんどん良くなると思えて来ます。そうなるような社会にしていかなくてはいけないし、それは僕らの世代が次の残していかなくてはいけないことだと思っている。 -
『伝統産業×赤ちゃん・子ども』 のために働く。その思いと、ビジネスとを両立させていくという考えと行動に刺激を受けました。